出版社内容情報
すべての打者がかかえる難問に挑む! インコースを打てない打者は大成しない。では、どう打てばいいのか。青田昇から現役選手までインコース打ちの系譜をたどり、運動科学からそれを解せ喫する決定版。
内容説明
インコースこそは、打者の究極の弱点である!日本球界に伝わる「内角打ち」の系譜をたどり、名人上手の技術論を訪ねる旅。本書はそこからスタートする。往年の名選手、打撃コーチ、現役選手たちが、伝えようとするその奥義とは何か。内角打ちの「センス」の正体とは。
目次
第1章 バッターは、なぜ内角球に弱いのか(なぜ今、好投手はシュートを武器にするのか;達川光男の証言;誰が内角打ちがうまいか)
第2章 インコース打ちの名人を訪ねる旅(山内一弘の場合―「左腕の抜き」「右腕の払い」;長池徳士の場合―青田A型と青田B型;広岡達朗の場合)
第3章 現役選手、コーチを訪ねる旅(荒井幸雄コーチの場合―青木宣親と若松勉;鈴木尚典の場合―筋肉の柔らかさ;和田一浩の場合…ヘソ前で捉える;新井宏昌コーチの場合…ボールの内側を打つ;内田順三コーチの場合)
第4章 運動科学による分析高岡英夫(「ゆるんでいる」ということ;インサイド・アウト/回転を止める;山内一弘、イチローは肋骨がずれるように動く;青木宣親は腰をずらす/和田一浩と中央軸;イチローの中央軸と側軸)
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
運動科学者。「ゆる」開発者。運動科学総合研究所所長。NPO法人日本ゆる協会推進委員。東京大学卒業、同大学大学院教育学研究科修了。東大大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、オリンピック選手、芸術家などを指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体機能、身体意識、脳機能を高める「ゆる体操」「ゆる呼吸法」「ゆるウォーク」「ゆるスキー」「歌ゆる」「手ゆる脳トレ」「ゆるヨガ」「ゆるトレッキング」等を開発。一流スポーツ選手から高齢者や運動嫌いの人まで、多くの人々に支持されている。大学・病院・企業等と共同研究を進める一方、行政機関の健康増進計画運動療法責任者も務めている。ビデオ、DVD多数、著書は80冊を超える
松井浩[マツイヒロシ]
1960年、京都府生まれ。早稲田大学在学中から、フリーライターとして活動を始め、卒業とともに独立。週刊誌記者として活動。スポーツ誌での連載をきっかけにスポーツライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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