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小沢昭一的新宿末廣亭十夜

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062134781
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

寄席を沸かせた「現代の落語」を紙上で再現。
舞台・映画・ラジオなど多方面で活躍する役者小沢昭一。その彼が76歳にして初めて自分の原点とも言える寄席に10日間登場、満座の観衆を熟練の話芸で笑わせた。

内容説明

これぞ話芸!寄席を満員札止めにした「奇跡の10日間」。

目次

第1夜 青春の末広亭
第2夜 志ん生師匠ロングインタビュー
第3夜 面長といいますと
第4夜 柳家小三治本日休演
第5夜 ら・あさくさ
第6夜 尺八の扇遊さん
第7夜 流行歌のルーツ
第8夜 「五十銭ください」
第9夜 米朝和解
第10夜 旅の夜風

著者等紹介

小沢昭一[オザワショウイチ]
昭和4年(1929年)生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所を経て、俳優座公演で初舞台。以後新劇に映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。ラジオの「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は昭和48年の放送開始以来、現在も多くの支持を集めている。舞台では「しゃぼん玉座」を主宰。近年は「僕のハーモニカ昭和史」で全国各地を公演。平成6年紫綬褒章、平成12年「紀伊國屋演劇賞個人賞」、平成13年「読売演劇大賞優秀男優賞」、勲四等旭日小綬章、平成17年度「朝日賞」などを受ける。著書に『ものがたり芸能と社会』(白水社、新潮学芸賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chanvesa

22
昔の芸人さんや歌のこと、下ネタが縦横無尽に語られて、まさに小沢昭一ワールド。その中で、第六夜の反戦の言葉は重い。この回のこの瞬間はおそらく末広亭にシリアスな空気が広がったろう。昭和一桁生まれで、戦争の苦労をされた小沢さんは、永さんや巨泉さんのように明確な形で戦争のことを語った記憶がない。そもそも小沢さんは「こころ」ですら、台本を語る芸であり、パーソナルなことをあまり語らなかった気がする。しかも、この反戦の言葉の後、「戦友」をハーモニカで吹くのに随所で笑いを取っている。見事な話芸。2016/07/25

秋 眉雄

20
イッキ読み禁止。ページを捲りたいのを我慢しつつ一日一夜ずつ至福の十日間。以下、下ネタ⚠「不入りの芝居」→もっと入れば良かった。「侍の喧嘩」→抜かなければ良かった。2023/10/25

ともたか

6
小沢さーーーーーん。昭ちゃーーーーーーん。娑婆にお戻りください。2017/01/09

みつひめ

2
これは、生で見て聞きたかった、と改めて。せめて、録音を発売してくれないかなぁ…。2009/12/04

seychi

1
米朝さんが亡くなったのでここはひとひねりして正岡容つながりでこっち。 文字で読んでも面白いから生で観たらたまらなかっただろうなぁ。ぜひとも音源化されないものかと。つくづく亡くなったのが惜しまれる2015/03/22

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