ま・た・ね―がん終末期の患者さまがくれた贈りもの

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062133500
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

8年かけて、やっと書けたこと。決められた死に向かって生きる、ひたすら生きるその勇気。看護師として彼らを支え、そして彼らに育てられた若きナースの看取りの記録。

目次

第1章 出会い
第2章 秋
第3章 冬
第4章 春
第5章 夏
第6章 旅立ちのとき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mimm

2
26歳の若さで胃がんの末期になった患者の姿を中心に、その同年代の担当看護師が、他の患者や家庭への様々なケアの義務を果たしながらケアを果たしたホスピスでの行動ノートより。私ともほぼ同世代の彼女たち、とくに患者さんの彼女の姿は諦念というか達観というか、すがすがしすぎるというか、それ以上に悔しさを感じてしまう気も。ただ大量死の世代となる私たちが、今後迎える逆ピラミッドの中、これだけ手厚く満足な最期を迎えられるかといえば…現実問題として無理だろうな。これから生きていく人を、殺してしまいそうな負担だもの。2017/09/14

あっちゃん

0
涼子さんが命燃え尽きるまで生き抜いた闘病生活と、それを支えたプライマリナースの滝沢さんの実際にあった話。支えてくれる人がいてくれるからこそ人は輝けるんだと思います。2012/07/31

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