内容説明
監督が変わると、チームはこれほど変わるものなのか―。2005年、奇跡の日本一のあとも、ロッテは変わりつづけている。あふれるように若手有望株が台頭する組織の秘密とは何か。監督自身への単独インタビューと、選手、コーチ、スコアラーへの徹底取材で「バレンタイン流マネジメント」を解明。
目次
序章 笑わない指揮官
1 何かが起きている
2 「バレンタイン・チルドレン」誕生
3 一度だけの「カミナリ」
4 データ野球を超えて
5 「私の選手たち」
終章 黄金時代か、限界か
著者等紹介
高木徹[タカギトオル]
1965年東京都生まれ。1990年東京大学文学部卒。同年、NHKにディレクターとして入局。福岡放送局などを経て、現在スペシャル番組センター勤務。『ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア戦争』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞受賞。『大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ボコ
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やっぱりボビーは一時の劇薬だよね。長期政権には向かない。 ロッテファンになったのほボビーのおかげだけど。2015/08/13
Akira Iijima
0
★★
satoben
0
事実の羅列ばかり。今読んで、新鮮に思えることは、少なかった。2010/06/02
ウマカラス
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選手の個性を素直に活かすことと監督自身の超ワンマンという、一見相反するスタイルを同時にやってのけてることに浪漫を感じた。その中で、ミスに対して個人攻撃しないという考え方がノムさんと同じことに驚いた。ミスをどう取り扱って、結果的に成功に結びつけるかはマネジメントにおいて非常に参考になる。2021/01/27
kue
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満塁のチャンスをダブルプレーでつぶしたとき、普通の考え方では、大きな失敗と考えられる。ところが、三人もランナーが出たのだから、それは三者凡退に終わるよりはるかにいい攻撃だった。だから選手を褒めようというのがバレンタイン監督なのだ。 <47>2020/05/17