お化粧しないは不良のはじまり

お化粧しないは不良のはじまり

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062133111
  • NDC分類 383.5
  • Cコード C0076

内容説明

メイクアップは社会を映す鏡。ヤマンバメイクに代表される茶肌メイクは20年に一度現れる、日本のオリジナルメイクだった!明治維新から平成の今まで、140年の女の顔を一挙に見せる初めてのリアルメイク史。

目次

第1章 お化粧するのは貞女の鑑―明治時代(1868~1912)
第2章 西洋化粧をいたしましょう―大正時代~昭和初期(1912~1931)
第3章 メイクは国家のための身だしなみ―戦時中(1931~1945)
第4章 焼け跡の中、せいいっぱいのおしゃれをして―戦後(1945~1950年代初め)
第5章 アメリカニズムの光と影―戦後復興期(1945~1959)
第6章 「みんな同じ」BGメイク―高度経済成長期(1956~1969)
第7章 「anan」メイクvs.「JJ」メイク―(1970年代)
第8章 ブランド口紅つければみんなお嬢様―(1980年代)
第9章 バブルはじけて「O・SHI・GO・TO」顔―(1990年代前半)
第10章 キレイは女のヒエラルキー―(1990年代後半~)

著者等紹介

山本桂子[ヤマモトケイコ]
1960年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒。鐘紡(株)カネボウ化粧品本部商品開発室に4年間勤務の後、27歳よりフリーの美容ライターとして活動。「ViVi」、「FRaU」、「Grazia」、「Voce」、「Style」(以上、講談社)、「ELLE JAPON」(アシェット婦人画報社)、「ミマン」(文化出版局)、「婦人公論」(中央公論新社)などで幅広く活躍中。2001年、資生堂企業文化部主催による化粧文化研究会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りお

21
お歯黒が流行した大正時代から2000年前半までの化粧の歴史が書かれた本。50年代からアイプチやつけまつげの文化があったのは驚き。2006年発行なのでそれ以降の化粧についても読みたくなった。2021/07/02

FuSa

9
酒井順子氏の『本が多すぎる』で興味をもって。絶版らしかったので古本で。期待値を越える面白さでした。明治から現在までのメイクのトレンドを当時の社会情勢等を交えて見ていくと、こんなにも社会を映したものなのかと。何よりも衝撃だったのは、アイシャドウより二重整形が推奨された時代がかつてあったということ!それ以外にも驚きや発見がたくさんで読んでて楽しかった。絶版とかもったいない!刊行が10年前なので、そこから現在までについても読んでみたいなぁ。求む、改訂版。2016/08/06

Kuu

5
元はと言えば、酒井順子さんの本で紹介されていて読んでみたくなった。 要するに、明治以降の化粧の歴史の本。世の中の“化粧”に対する考え方がどれほど変わっていったか(その反面何度、どの時点で元に戻ったか)がわかる。ただ、自分自身は化粧に興味があまりなかったので、「ふーん、そうだったのか」程度にしか感じなかったけれど。 また、この本は、2006年の本なので、それ以降のことも知りたかった。きっと、二転三転して今に至るんだろうなぁ。2022/04/27

ぶっく

2
図書館。化粧が悪と言われるようになったのは戦後。戦中でもコンパクトはあった2020/10/02

yomineko@ヴィタリにゃん

2
メイクの歴史が詳しく書いてあり勉強になった。2011/10/20

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