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内容説明
クリスマス・イヴ、光が消えた東京で、一夜だけの奇跡が起こる。映画『大停電の夜に』監督・源孝志が書下ろした、感動のオリジナル・ラヴ・ストーリー。12人の男女が暗闇の中で見つけたもの。
著者等紹介
源孝志[ミナモトタカシ]
数多くのドキュメンタリー、テレビドラマを手がける気鋭の作家。「マイリトルシェフ」(’02年)他で、ATP賞優秀賞(社団法人全日本テレビ番組制作社連盟主催)を連続受賞。また、同年、ATP特別個人賞を受賞した。’01年、「温かなお皿」で江國香織作品を映像化。その繊細な表現が絶賛を浴び、『東京タワー』(’04年)の脚本・監督を手がける。自身の手によるドキュメンタリー「N.Y.大停電の夜に」(’03年)にインスパイアされた『大停電の夜に』は、オリジナル作品としての第一作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさり
14
ずいぶん前に映画あったな、と思って。クリスマスイブの夜に首都圏が大停電。パニック物かと思ったらむしろ夜の静けさを感じさせる。暗闇の中で沸き起こるそれぞれの悲喜こもごもが交錯する群像劇。キャンドルの灯りが印象的でなんだか温かな読後感。で、結局大停電は何だったのか?神様のいたずら?2017/08/04
ラクダ
9
図書館でふと手にして借りた本・・・・これが大当たりで面白かった。クリスマスイブの大停電の日、何人かの男と女の純愛、葛藤、人情、胸キュンもあれば、修羅場もある・・・・引き込まれました。♪別れても好きな人・・・そんな大人のお話でした。クリスマスの夜に再読したいな・・・・映画は本を読んでからをおすすめします。 2014/03/25
cassyu
8
映画をかなり以前にそれもTVで観、キャンドルと曇ったガラス窓、あの店内が印象的だったこと、オムニバスのようにひとが交叉する物語だったな・・・という記憶で借りてみました。監督が書き下ろした小説ですから映画そのまま(笑)。で。ひとつだけ気になっているのですがw神の名を冠されたunknownに体当たりかましたのはサンタだったのでしょうかw2012/03/24
さおちゃん
6
ろうそく灯して読みたい本。クリスマスイブに起きた、神様のいたずらというか、ファンタジー。全くかかわりのなかった人たちが、都市を襲った大停電によって繋がっていく様子も、細かいエピソードが続くので切り替えが必要だけど、最後は心が温かくなります。2010/11/27
帽子屋
5
世界がもっとも優しい気持ちになる日、クリスマスを控えたクリスマス・イヴの夜。その日東京から光が消えた。出だしがぐだぐだしていたので不安になりましたが、タイトル通り停電してからの人々の群像劇が素晴らしくおもしろく、切なく、どこか温かい。切り替えが早くついていきにくい面もあったが、慣れると非常に読みやすく、全ての人の物語が綺麗に結末に向かっていく手腕には脱帽。衛星にあたったものは多分サンタさんだったんですよ。2015/04/09
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