内容説明
世の中や人生を数字を通して考えてみると面白いかもよ。数字を狂言回しに使った数字エッセイ73編。
目次
愛人の数と本妻の立場―63対1の戦い
3回目の結婚
日の出の30分前
9桁の数字の意味
17年続いた伝統
70人に1人!?
65歳以上の方々へ
45日間で落ちるのに
K/9
身長の300倍の距離〔ほか〕
著者等紹介
向井万起男[ムカイマキオ]
1947年、東京都に生まれる。慶応義塾大学医学部を卒業。慶応義塾大学医学部助教授、医学博士。専門は病理診断で、慶応病院の患者さんから採られた検体を顕微鏡で覗いて診断する医師。これまで、病理学に関する論文、著書多数。しかし、最大の肩書は「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、女房に関するエッセイや本の執筆も開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
22
数字にまつわるエッセイ集。短いエッセイがたくさん入っているので、隙間時間にちょこちょこ読むのに最適。 今回、奥さんの千秋ちゃんのことは、ほとんど出て来なかったのが少し残念。万起男ちゃん&千秋ちゃんコンビが好きなので。 数字にまつわるたくさんの知らなかったこと、向井万起男さんの人生に対する姿勢など、楽しく読めました。2014/12/29
kaori
16
雑学的な要素もあってフムフム、小ネタが良くクスリと笑った♪面白エッセイでした♪2015/01/29
hatman
9
数字に関するエッセイ72編。独自の視点があって面白い。 6トンの固形物。262安打の偉業。十二指腸。84個のボール。2021/02/20
sonomi
8
愛人「私、あの人と寝たのよ」本妻「キィーこの泥棒猫!」なドロドロな内容かと思っていたら、全く違った。タイトルで損しているなぁ、と思えるほど面白い、数字にまつわるエッセイ集。今回は千秋ちゃんが出てこないからなのか、冗談混じりに自由〜に語るマキオさん。飲みの席で、すごく物知りのおじさんと話しているような軽いスタンスで読めるのが楽しい。そしていつもながら、わからないことに関してはすぐに調べちゃう行動力は見習わなければ、と思う。2010/01/20
fukura
5
数字にこだわった話が73編。”3つのi”①informative(情報提供)②interesting(おもしろい)③inspiring(感激させる) おもしろい!2010/02/11