死因究明―葬られた真実

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062130950
  • NDC分類 498.94
  • Cコード C0036

内容説明

解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する。

目次

1 警察と学校に奪われた「息子の未来」(空白の3日間;閉ざされた捜査情報 ほか)
2 「夫の死」は“カラ解剖”で裁かれたのか(傷跡のない「司法解剖」;神奈川県警の「ウソ」 ほか)
3 法医学教室の実態(解剖室へ―;変死体をCT撮影 ほか)
4 変死体とは何か(極端に低い日本の司法解剖率;誤認検視の背景 ほか)
5 「木村事件」その後―過ちを認めた北海道警察(「死因」と「死亡推定時刻」は誤りだった;再捜査の打ち切り、そして送検 ほか)

著者等紹介

柳原三佳[ヤナギハラミカ]
ノンフィクション作家。1963年に京都府京都市に生まれる。京都女子大学短期大学部国文科卒業。主婦業・子育てをこなしながら、交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。『週刊朝日』に連載した自動車保険の実態に関する告発ルポは、自賠責保険制度の大改正につながり話題を呼んだ。本書のテーマである「検視・司法解剖問題」には数年前から着目。2004年、『FRIDAY』『週刊文春』『論座』等で、日本の「死因究明システム」のひずみを鋭く指摘する記事を発表し、犯罪捜査の根幹に一石を投じた。また、一連の問題提起は国会でも取り上げられ、「死因究明制度」の法案作りにもつながっている。WEBサイト「これでいいのか、交通捜査・自動車保険」も主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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