ジョナさん

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062130769
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

講談社児童文学新人賞入賞で鮮烈のデビューをはたした期待の高校生作家の第二作は日々を愛おしく思える青春小説。

著者等紹介

片川優子[カタカワユウコ]
1987年生まれ。東京都在住。『佐藤さん』で第44回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、同作品で2004年デビュー。現在、都内の高校在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おれんじぺこ♪(16年生)

23
高校2年生の女の子が主役の物語。将来のこと、恋のこと、友達のこと…日常がとても等身大な感じで書かれてるなと思ったら、これを書いたときは現役高校生だったそうな。色んな事に悩んだ高校時代を想い出しつつ読了。爽やかだった。2015/04/04

びすけっと

15
2005年10月刊。著者つながり。進学先を問われ、全く決めることができない主人公・茶子。祖父が亡くなってから、いやその前から閉じ込めていた気持ち。祖父が飼っていた犬を毎週、祖父が通っていたゲートボール場へ散歩に連れて行くと、出会いが! その出会いが茶子の閉じ込めていた祖父への気持ちを溶かしてくれます。犬が毎週、そこに行きたかった理由は落語「鴻池の犬」のようなオチ。出会いあり、父、母との和解あり。けんかをしてもわかり合える友がひとりいるだけでこんなにも幸せなんだと思わせてくれる一冊でした。2015/08/07

うさレモン

11
タイトルに惹かれました。装丁もシンプルですき。愛犬ギバちゃんの散歩で訪れた公園でジョナさん(仮名)に恋をしたチャコ。トキコとの友情や将来や進路への不安、ジョナさんへの恋心などが爽やかに描かれていて読みやすかったです。2012/01/15

アイボリー

7
チャコとトキコの関係が絶妙すぎて憧れます。相手のことで悩んだり、喧嘩したり、涙を流して全てをさらけ出したり。そんな風に接することができる親友が欲しいな。「ジョナさん」高校生が書いたものとは思えないほど親しみやすい文章でした。片川優子さんのデビュー作「佐藤さん」も読んでみたいと思います。2013/06/21

はるこ

7
『チロル、プリーズ』を先に知って。装丁がすごく好み。 高2の茶子が愛犬ギバちゃんとの散歩先で出会ったジョナさんに恋をする。ぐだぐだ語る恋心、親友トキコとのやり取り、おじいちゃんへの思い、じわじわと追い詰められる受験。高校生が描いたリアルな高校生なんだろうな。劇的な展開はないのも、日常じゃ当たり前。 好きな文章なのに読み進めるのに時間がかかった。あとがきの好感度はすごく高い。2011/12/26

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