内容説明
セミになるところ、みられるかな？なっちがそだてた、なつのおくりもの。
著者等紹介
阿部夏丸［アベナツマル］
１９６０年、愛知県豊田市生まれ。『泣けない魚たち』で坪田譲治文学賞・椋鳩十児童文学賞を、『オタマジャクシのうんどうかい』でひろすけ童話賞を受賞
とりごえまり［トリゴエマリ］
１９６５年、石川県金沢市生まれ。金沢美術工芸大学卒。キャラクターグッズのプランナー、デザイナーを経て、絵本の創作・挿絵の仕事を中心に活躍する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
34
⭐️⭐️⭐️図書館本。2016/08/16
みーなんきー
21
かわいい絵と、素直な女の子。あーこんな子供時代が自分にもあったかな〜？ほのぼのとしていて、微笑ましく読めます。私もセミの脱皮見た事がないんだよなー。2016/07/30
みーなんきー
18
今の時期に幼児たちに読むのに良いか、と選んだ。蝉の幼虫を土の中から見つけて、朝顔と共に植木鉢に植えて育てる。そして室内で見守るうちに…。これは外でみんみん言ううるさいセミ、の存在と、外で葉っぱについている抜け殻の、両方が気になる子供達に最適な本だと思う。2021/07/23
紅花
17
今年、夏祭りで、たまたま羽化寸前のセミの幼虫を見つけて、一家で羽化を楽しんだ。ムシ好き一家のウチでは、「セミの幼虫を植木鉢に入れて飼う」ことに疑問を感じながら（笑）読み進める。女の子が楽しみにして、とった行動、見た夢「ありえな〜い！」って息子は思いながら、女の子の行動を楽しんでいた。（僕だったら、セミの居場所わかるね〜って優越感に浸っていたかも？）2015/10/09
いろ
17
庭で見つけたセミ幼虫を，植物の種のように植木鉢に蒔いて育ててみる少女なっちのお話。７歳男児は，なっちの夢で，アサガオに花と一緒にセミも花のように咲こうとしている絵に喜んでいた。偶然見つけたセミの子が，その夏のうちにセミになるのはラッキー過ぎかもしれないし，結局羽化を見る事は叶わなかったけど，それでも，こんな経験が出来るって素敵。羽化する様子は案外本格的に描いてあった。なっちが窓を開けちゃう時，思わず「あ，ダメ!」声をあげてしまうw2015/09/15
