出生の秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 617p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062130059
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生まれるとはどういうことか。創作とは人間の心のどんな作用によるものか。
漱石、丸谷らを分析し、根源的な人間の謎を鮮やかに解明。

内容説明

衝撃作『青春の終焉』に続く新たな地平―精神分析、現代思想から漱石、丸谷文学までを貫く“秘密”を論じて、読む快感の小説論。

目次

出生の秘密
起源の誘惑
無意識の魔
子供の懐疑
少年の妄想
記号の階梯
鏡のなかの私
寂しさの始原
母の場所
孤児の道
捨子の笑い
妄想と攻撃
開化の秘密
僻みの弁証法
孤独の発明
魂の悲哀

著者等紹介

三浦雅士[ミウラマサシ]
1946年生まれ。1970年代、『ユリイカ』『現代思想』編集長として活動。1980年代に評論家に転じ、文学、芸術を中心に執筆活動を展開。その間、舞踊への関心を深め、1990年代には『ダンスマガジン』編集長として活動。また、1994年には、思想誌『大航海』を創刊する。新書館編集主幹。主な著書に、『メランコリーの水脈』(講談社文芸文庫、サントリー学芸賞受賞)、『小説という植民地』(福武書店、藤村記念歴程賞受賞)、『身体の零度』(講談社選書メチエ、読売文学賞受賞)、『青春の終焉』(講談社、伊藤整文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)など
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感想・レビュー

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春ドーナツ

18
「この『未生以前』こそ文学空間の別名にほかならない。(*)それはつねに起源の探求へと、そしてその不可能性へと誘うのである」(70頁)「文学」を「宇宙」に言い換えられると思う(cyclic)。「起源への問いに答えるに母をもってしたということ、しかもその母は謎というかたちで登場するほかなかったということは、きわめて印象的な事実として残る」(72頁)「1Q84」の天吾を揺さぶる夢が真っ先に思い浮かんだ。それから変奏という形で「ねじまき鳥」に出てくる電話の女のこと。少し間を置いて「海辺のカフカ」の佐伯さんのこと。2019/05/30

takao

1
ふむ2020/10/25

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