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二人乗り

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062129138
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

嵐子、不治子、そして道彦。絡み合い、絶妙に輪舞するそれぞれの想いと因果。

著者等紹介

平田俊子[ヒラタトシコ]
詩人・劇作家・小説家。83年『鼻茸について』などで第一回現代詩新人賞を受賞。詩集に『ラッキョウの恩返し』『(お)もろい夫婦』『ターミナル』(晩翠賞)『手紙、のち雨』『詩七日』(萩原朔太郎賞)『現代詩文庫・平田俊子詩集』(いずれも思潮社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らびぞう

8
3つの物語。出でくる人は皆、中年。何の不服も夫になかったのに、ひとりの男に恋をして、今までの生活を捨てた嵐子。嵐子の妹、不治子の夫 道彦も、浮気から不治子の元を去り、不倫相手の家に転がり込み、相手の父親と同居するハメになる。何だか、どうしようもない、生気がない中年たち。その中で、不治子だけが、女優の葵との生活で、明るくなる。それが救いである。カルボナーラが食べたくなる。2017/10/17

もりの

3
不倫をしたくないから離婚する潔さ。振り回される方は可哀想。2022/09/16

ぶんこ

3
作中人物に共感出来ず。 続けて不倫の本を読んだので、ここらでホンワカした本を読みたくなりました。2014/01/28

yoppy

2
「スバらしきバス」でファンになった平田俊子さんの人生小説?アホやなぁと優越感に浸りながら読める。どの人も哀しい人生。ラストは都合良すぎ。でも、ちょっと救われる。2017/03/16

ゆみぼうず

2
初の作家さん。予備知識や想像もなく、まっさらな状態で読んだので、とても純粋に楽しめた。タイトルにもなってる話が一番良かったかな。2015/07/17

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