内容説明
胴がのびたりちぢんだりする不思議な犬・ビーノ。日本語しかしゃべれない金髪の少年・ジョーダン。ふたりは、人間におきざりにされた大きな犬と人間をにくみつづける片目の猫にであいました。
著者等紹介
大島まや[オオシママヤ]
スペイン生まれ。著書に「ぼくは、ぼく。」「ぼくらは、行く。」など
芝崎隆哉[シバサキタカヤ]
東京生まれ。広告代理店のアートディレクター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayumi O
1
「ぼく"ら"は信じる」なんですね。キライになりたくないから、人と一緒に暮らさない選択をしたウインク。その反対に、もう一度楽しい思い出を作るために、人と一緒に暮らすジェニファー。そして、大好きなおじいちゃんに「おかえり」と言えるビーノ。みんな信じているからなんだな。2011/07/17
さくら♪
1
「ぼくは、ぼく」「ぼくらは、行く」「ぼくらは、信じる」と3作続けて読み、最後にほんわかした気持ちが残りました。「誰かの優しさが救ってくれる」そんな誰かに私もなりたい、と日々思って生きていこうって気持ちが強くなります。昨秋、愛犬とのお別れが突然やってきた我が家では、もう犬を飼うことはないけれど。ビーノやミケ、ジェニファー達の言葉がわかったらいいのになぁ・・・・ジョーダンとは反対側のお隣りさんになりたいです♪2010/05/07
-
- 和書
- レトロポップタロット