死は易きことなり―陸軍大将山下奉文の決断

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062127677
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

昭和天皇への思慕、東条英機との確執…「マレーの虎」山下奉文はなぜ、あの凄惨なシンガポール華僑虐殺の断を下したのか。「情」と「理」の狭間で揺れる司令官の葛藤を深く抉った渾身ドキュメント。

目次

嵐の前
ウィーンの石畳を踏んで
山下と東条
痛恨の二・二六事件
雪の朝
事件の後
大陸に広がった野火
迫りくる嵐
満州防衛司令官
開戦前夜〔ほか〕

著者等紹介

太田尚樹[オオタナオキ]
1941年、東京都生まれ。東海大学教授。東京水産大学卒業後、米国カリフォルニア州立サンフランシスコ大学、カリフォルニア大学バークレー校、さらにスペイン・マドリッド大学へ留学。スペインを中心としたヨーロッパ文明史を専門とする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。