内容説明
DVD1枚目は、十八番『居残り』の撮り下ろし大長演!おまけ映像盛りだくさんの豪華ドキュメント!2枚目は、志ん生、文楽、円生、小さん、馬生―200枚の写真と談志の芸でよみがえる名人上手たち。
目次
独り占め対談 残してくれて、ありがとう(柳好は、あの一瞬;噺家が被写体ではなかった時代;カメラ好きの馬生とご機嫌の志ん生;江戸っ子の顔;いいですよ、演りましょう)
資料 DVDに登場する落語家と色物芸人
著者等紹介
立川談志[タテカワダンシ]
落語家。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。小学生のころから寄席に通い、落語に熱中する。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」、十八歳で二つ目となり「小ゑん」。二十七歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる
田島謹之助[タジマキンノスケ]
写真家。1925年、東京下町に生まれ育つ。子どものころから写真と寄席に夢中となり、戦後は日本の原風景を記録した写真を撮り続け、アメリカ人を顧客に個展を開いて生計を立てる。二十代のとき、叔父と親しかった人形町末広の席亭に頼みこみ、1953~55年の二年間、人形町末広の高座と落語家の自宅を集中的に撮り続ける。その数は二千枚を超え、現在でもフィルムのほとんどが変質することなく残っている
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