内容説明
仏教の原典を求めて中国からインドへ旅した玄奘三蔵。25年間100回以上、シルクロードにその足跡をたどった哲明師は玄奘の言葉と心をどう受け取ったのか。玄奘の生き方を通して仏教の「心」が見えてくる!生きるために人は何を学ぶか。仏教から何を学べるか。
目次
第1章 玄奘の旅立ち(生いたちの記;玄奘、長安へ ほか)
第2章 砂上の旅人(また砂上の人に;屈支国にて ほか)
第3章 苦難を越えて(カニシカ王物語;健陀邏国へ ほか)
第4章 心のありどころ(釈尊の誕生地;生母のこと ほか)
第5章 インドからの帰還(那爛陀寺での生活;那爛陀寺での仏教研究 ほか)
著者等紹介
松原哲明[マツバラテツミョウ]
1939年、東京都に生まれる。早稲田大学第一文学部を卒業。(株)ブリヂストン宣伝部勤務ののち、静岡県三島市の龍沢寺で修業。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻修士課程を修了。臨済宗妙心寺派龍源寺住職
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