車椅子のびすこ

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062127103
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

内容説明

愛しているからいつまでも一緒に。一人暮らしの私のもとに、子犬がやってきた!楽しい毎日は、やがて介護の修羅場に。思わず元気が湧いてくる感動エッセイ。

目次

子犬がうちにやってきた
生活大改革
びすこの受難
トラブルメーカー
もう立てない、びすこ
オーダーメイドの車椅子

著者等紹介

渡辺やよい[ワタナベヤヨイ]
早稲田大学在学中に「花とゆめ」で漫画家デビュー。その後レディスコミックに移行し、「レディコミの女王」の異名をとる。漫画だけでなく、小説・エッセイ・コラムなど幅広いジャンルで創作を続ける。2002年、小説『そして俺は途方に暮れる』(双葉社)で新潮社の第2回R‐18文学賞読者賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ted

6
'04年11月刊。○只の番犬から「家族」へと扱いが変ったことで犬の寿命が延びるのはよい事なのだろうが、その結果「介護」という別の問題が起きる。なぜなら、大抵「後ろ脚だけ萎え自力で立てなくなるがそれ以外は健康」という状態になる為だ。その時にどうすればよいかの参考になるので、いま元気な状態の犬を飼っている人にこそ読んでほしい1冊。脚を引き摺るようになってからではもう遅いからだ。漫画家の仕事、家事、育児に加えて下半身不随の愛犬の面倒を曲りなりにもこなした著者は立派だ。ここまでの世話はなかなかできるものではない。2013/01/06

HH2020

5
◎ 犬を飼っているわけでもない私が図書館でこの本を選んだのは、知人の依頼で犬用の車椅子を作ったからだ。自転車の補助輪と塩ビパイプを使って自作したものの思うように歩いてはくれず、何度も改良を重ねて現在はようやく完成形に近づきつつある。今はわんちゃんが車椅子に慣れてくれるのを待っている。本書のびすこは知人の犬と同じコーギーで、老犬になって後ろ足が弱っていく様子もまったく同じだ。作者が愛犬にそそぐ深い愛情に胸がいっぱいになった。作者は漫画家とのことなので、どんな作品かと調べてみたらエロ!…見なきゃよかった>_<2019/10/12

にしき

0
「びすこ」という犬との出会いと暮らしの話で、車椅子に関しては後半からです。びすこを迎えた時点ですでに彼氏殿はいらっしゃったのだろうか。相手の熟年具合で重要度に差はあれど、周りの人の忠告は大事です。……エッセイを読んでペットを暮らす気分を垣間見て、私にペットは無理だと思うのは間違った考えじゃないと思うんです……きっと大丈夫と楽天的にならないのは悪いことではないと思いたい。2014/04/20

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