内容説明
生きることは、出会うこと。100万人が感動した映画『折り梅』の監督がかけがえのない人たちと過ごした、忘れられない時間。そこに見つけた、人生の真のよろこび。
目次
健さんのポルシェ、渡さんの焚き火
たちまちの蜜月
女同士
望郷の女たち
お前はどう生きてきたのか?
冬の時代に
思いがけない後押し
『ユキエ』産みの苦しみ
ダイアン・キートンになったみたいだ
ひたむきな女
できたんだね、私たち
ひっそりと、地域のために
みんなで咲かせた満開の『折り梅』
スロー・グッバイ
あなたがいてくれたから
著者等紹介
松井久子[マツイヒサコ]
1946年、岐阜県飛騨生まれ、東京深川育ち。早稲田大学第一文学部卒業後、雑誌の編集者及びライターとして活動。1979年、俳優のプロダクションである有限会社イフを設立、数多くの俳優マネージメントに携わる。1985年、テレビ番組の企画制作会社、株式会社エッセン・コミュニケーションズを設立。テレビドラマ、ドキュメンタリーのプロデューサーとして活躍。1998年公開の『ユキエ』で映画初監督。日本映画製作者協会フィルムフェスティバル最優秀新人監督作品賞をはじめ、文化庁’98年度優秀映画作品賞など数多くの映画賞を受賞、演出力が高く評価された。製作・脚本・監督の三役を務めた2002年公開の映画『折り梅』が、2004年3月に観客動員数一〇〇万人を突破。『折り梅』の上映・講演会で全国を飛び歩きながら、三作目の製作実現に向けたシナリオ執筆と資金集めに、多忙な毎日を送っている
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