川淵三郎 虹を掴む

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062126762
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

Jリーグ開幕、読売グループとの確執、Jリーグバブルとその崩壊、1993年ドーハの悲劇~2006年ドイツ・ワールドカップ出場までの日本代表の激動…サッカーを単なるスポーツの枠組みから国民的な社会現象にまで昇華させた日本サッカー協会キャプテン・川淵三郎の「現在進行形の回想録」。

目次

第1章 夢の実現―Jリーグ開幕
第2章 人生の転機―サラリーマン人生との決別
第3章 動き出した計画―チーム選定ヘの秘話
第4章 理想と現実―スポーツビジネスの新しい形
第5章 球界のドンvs.チェアマン―読売グループとの暗闘
第6章 最初の試練―Jリーグバブルと経営危機
第7章 日本代表・10年の軌跡―代表監督5人のそれぞれ
第8章 ジーコが目指す日本代表とはいったい何か?
第9章 ドイツ・ワールドカップへの道

著者等紹介

川淵三郎[カワブチサブロウ]
1936年生まれ。57年早稲田大学商学部入学。同年早稲田大学サッカー部入部。関東大学リーグ優勝。58年日本代表に選手に選抜。60年第7回チリW杯アジア予選出場。61年早稲田大学卒業後、古河電工入社。62年第4回アジア大会出場、64年東京五輪出場。70年現役を引退。72年古河電工サッカー部監督。80年ロサンゼルス五輪強化部長、日本代表監督代行。88年日本サッカーリーグ‐部総務主事、日本サッカー協会理事。91年社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)・初代チェアマン。94年日本サッカー協会副会長、02年日本サッカー協会キャプテン(会長)就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よゆめ

2
川淵三郎さんの連投。これまでは川淵さんの考え方が中心であった。「虹を掴む」は、Jリーグ設立、ワールドカップの裏話が主だった内容。出身の田舎町にJリーグのチームがある。財源があるわけではないから、地元に根ざした活動、若手の育成でチーム作りをしている。その姿勢に共感して毎年、ユニホームを買い、試合に行く。この本を読み、共感できるチームが身近にあることが奇跡であることを認識。一方、チームの姿勢は川淵さんをはじめjリーグ設立に奔走した人達の努力の賜物であり、必然であることが分かった。感謝したい。2021/05/22

tacacuro

1
今、とある業界団体を立ち上げる仕事に四苦八苦していて、Jリーグ立ち上げの経緯、特に、チーム募集の舞台裏を知りたくて購入。新しい形のスポーツビジネスの創設に向けて「何をやっても、何を決めても面白い」会議を重ねるうちに、「何も書いていない方眼紙の中に、かなりアトランダムに点を打っていたのが、突然、線でつながりだして、パッと絵になって見えてきた」のが運営主体の法人化の直前。もう少しの辛抱ということか。代表選手を徹底的にリスペクトし、大きな自由裁量を持たせるというジーコ監督の監督術も学ぶところが大きかった。2024/10/14

hoven

1
タイミングが全てにおいてよかった。古河電工で出世して役員にでもなってたらJFAには身を置かなかっただろう。感心したのはJリーグ開幕戦ヴェルディ☓マリノス戦は各局で争奪戦になったが、川淵さんはNHKに放映権を渡した。その理由がNHKならばJリーグ中継が人気がなくなって視聴率が取れなくなっても放送し続けてくれるかも知れないとの読みだ。そして、その読みはあたった。現在でもNHKは年間10試合ぐらいJリーグを中継してくれている。あのときの判断が今に活きている。フジはルヴァン杯決勝だけ、日テレはゼロックス杯だけに。

モート

1
勝負の世界に心身を置きたくなった。(フランスワールドカップ予選での監督交代前後を読んでいたp247前後2018/12/10

Ryosuke Maeda

1
私が小学3年のときにJリーグ開幕。サッカーのことはよく分からないのに、TVにかじりついて観たのをよく覚えている。それからもうサッカーの虜。今でも週末はボールを追いかけている。そのきっかけをくれたJリーグ創始者の奮闘ぶりが満載。 「時期尚早という人間は100年経っても時期尚早という。前例がないという人間は200年経っても前例がないという。」 そう抵抗勢力に立ち向かう姿、決断力と実行力、すごいの一言。2013/07/14

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