最期まで微笑みを

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062126021
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

ジャーナリスト田原総一朗への遺言!突然の乳がん告知。たび重なる放射線治療、抗がん剤投与に耐える日々を支えてくれたのは夫・総一朗と家族の愛だった。そして5年を待たずしてのがん再発。微笑みながら死への2000日を生き抜いた妻・節子の絶筆。こんなにも深く結ばれた夫婦愛。

目次

私と総一朗の思い出から
第1章 「がんが脳に転移している」と言われたとき(忘れられないがん友だち;二人だけの忘年会 ほか)
第2章 総一朗のやさしさを糧にして(木が一本ずつ引き抜かれるように;秋の風に耐える桜の若木 ほか)
第3章 日ごとにリアリティを増していく「死」(まる五年を超えた;「派手に闘っているね」と総一朗 ほか)
節子が人生のすべてだった…(田原総一朗)

著者等紹介

田原節子[タハラセツコ]
1936年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、アナウンサーとして日本テレビに入社。「奥さまこんにちは」を担当した時、田原総一朗と出会う。1970年代、女性解放運動に参加、職場の配置転換をめぐって裁判に。「元美貌アナの訴え」などとマスコミでも話題になる。2ヵ月半の裁判は勝利で終わり、CMプロデューサーとして社内で仕事を続ける。「人間やめますか」のコピーは有名。50歳を機に退職。1989年、総一朗と再婚する。がん患者のための雑誌『月刊がんサポート』で「田原節子のもっと聞きたい」インタビューアーを務める。2004年8月13日死去。享年67歳
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