内容説明
101歳で現役音楽家!河合隼雄がきくすごすぎる人生の深層。
目次
第1章 一〇一歳で現役(世界最高齢で指揮をした日;フルトベングラーに間に合う ほか)
第2章 生きた歴史が再現される(近衛秀麿の「留学試験」;プリンス・コノエの神通力 ほか)
第3章 二つの大戦をくぐりぬけ(「音楽はけしからん」;「日本勝った」と米騒動 ほか)
第4章 音楽を生涯のパートナーに(歌舞伎はみごとな和製オペラ;オペラや歌舞伎の真実味 ほか)
第5章 一〇一歳のたましい(もし音楽がなかったら…;声楽には魔術がある ほか)
著者等紹介
中川牧三[ナカガワマキゾウ]
1902年、京都市に生まれる。1910年よりバイオリンを学び、1920年から声楽と指揮を本格的にはじめる。ベルリン国立高等音楽学校、ミラノ国立音楽院、国立スカラ座歌手養成所、南カリフォルニア大学で学ぶ。イタリア、アメリカでテノール歌手として活躍後、1934年に帰国。第二次世界大戦中は、支那派遣軍総司令部参謀部付幕僚及び上海陸軍報道部スポークスマンとして上海での日独伊外交を遂行。戦後、日本にイタリアオペラを実現する一方で、国際水準の審査で名高い「イタリア声楽コンコルソ」を創設。現役の音楽家として活躍中
河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部を卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。スイスのユング研究所に留学後、日本にユング派心理療法を確立した
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