内容説明
百歳を超えた「真老人」の生き方とは…。老いても現役心を失わず、前向きにすべてを感謝して生きるという生き方上手のコツが示されている。あのNHK人気番組が本になった。
目次
第1章 歳の割に若い肌だって言われっから―北海道~千葉(太田権七さん「あと一〇年は歌いますよ」;大宮良平さん「一〇〇メートル、四四秒六八」 ほか)
第2章 笑い上戸の妻が、僕を支えた―東京~三重(小久保桃江さん「私は日本桃太郎の会会長」;岩崎とよさん「足で稼いだネタで書く」 ほか)
第3章 朝起きたらすぐ一升瓶に手が伸びる―大阪~鳥取(中川牧三さん「イタリアは、いい匂いがするね」;鵜飼泰三郎さん「思い出の曲『スワニー』を歌う」 ほか)
第4章 政府は百姓を捨ててしまわれた―山口~沖縄(田村イトさん「ひ孫の名前を言うたび幸せになる」;石飛アサヨさん「歳とって心が変わった」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
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すごい人達です。百歳過ぎてまだ現役で働いている人。医師、マッサージ師、踊りの師匠、三味線の師匠、オペラ指導者、ろくろ細工師、瀬戸物屋、呉服屋、タバコ屋、よもぎとり、農業、林業などいろいろ。お金は稼がなくても、趣味が充実している人、96歳から始めたカラオケ、70歳からはじめたジョギング、謡曲、俳句、増加造り、手芸、園芸、畑仕事、エッセイ、バイオリン、電気仕掛け、囲碁、水墨画、絵画、おしゃれ、ビリヤード、読書、ドライブ、料理・・・。一人暮らしが気楽という人、家族の中でも役割を持っている人。みんなすごい。2015/11/10