内容説明
花と緑で構成されたショウガーデンは、人びとが集まる癒しとコミュニケーションの空間です。集客ビジネスの効果的な手段、公共施設のイメージアップはもとより、いまや美しい街づくりに欠かせない存在となっています。さまざまなアイデアとノウハウをこの一冊に収録。
目次
1章 イベントのショウガーデン(省エネ+アメニティの体現 エコロジカル・ルーフガーデン;エアドームで散策を楽しむ 回廊型フルーツトンネル ほか)
2章 コマーシャルのショウガーデン(「いらっしゃいませ」「またどうぞ」 素敵なウエルカムガーデン;コンセプトは「美・健康・地球に優しく」 エコロジカル・プランツディスプレイ ほか)
3章 地域交流施設のショウガーデン(雪国で一年中楽しめる憩いの場 県民参加を大切にした「花と緑の劇場」;港の丘のコミュニティフィールド 一面のワイルドフラワー「太陽の花っぱ」;訪れるたびに発見がある フローラル・ミュージアム;市民参加で地域文化の活性化を 花のカルチャー交流プラザ)
資料編(ストーリーガーデンの企画と設計;ディスプレイガーデンは商品に夢を添える ほか)
著者等紹介
井手みえこ[イデミエコ]
1944年、東京都生まれ。園芸図書制作歴30年、緑化事業歴20年。1984年、(有)グリーンページを設立し、花と緑に関わる事業の企画・設計、制作・施工、管理・運営を一貫して行う。出版企画・制作や海外留学で培った現場のノウハウ(ハード&ソフト)を活用し、緑化環境・緑化施設づくりに携わる。1990年「’90国際花と緑の博覧会」日本政府苑植物展示設計チーフディレクター、1993年「第10回全国都市緑化いばらきフェア’93」園芸担当プロデューサー、1995年「世界公園フェア’95」豊橋会場園芸・花のカルチャープラザプロデューサー、1997年「ジャパンエキスポ鳥取’97山陰・夢みなと博覧会」ふるさとパーク植栽設計・施工監理、2001年「ジャパンエキスポイン福島2001うつくしま未来博」21世紀建設館屋根緑化設計
松田一良[マツダカズヨシ]
1933年、東京都生まれ。40年余り、園芸装飾分野のパイオニアとして活躍。1993年、(株)ハーベストガーデンシステムズを設立し、かねてより懸案のデコレートガーデンを追求しながら屋内外の園芸装飾の企画・設計・制作・施工・管理・運営のすべてに携わる。後継者育成のためのフラワービジネス専門学校の講師をはじめ各界への提案・指導、各種企業へのアドバイスワークを行う。英国王立園芸協会会員。RHSJコンテナガーデニング協会理事。JFTD学園日本フラワーカレッジ講師。東京商科学院専門学校フラワービジネス学科講師。国土建設学院造園緑地工学科講師
大林修一[オオバヤシシュウイチ]
1958年、愛知県に生まれる。(有)大十園に勤務し、植物の組織培養などの開発にあたる。1990年、(株)プラネットを設立し、ハイドロカルチャーを中心にした植物生産、卸、レンタル、屋内および屋上・屋根緑化の設計・施工・維持管理を行い、とくにそのシステムの開発に努める。東京グリーンサービス事業協同組合理事。日本ハンギングバスケット協会理事。2003年NPO法人エコグリーン協会を設立。1992年「神戸オーガスタプラザ」7階~12階の空中庭園施工、1996年「大阪梅田ディアモール地下街」総合植栽施工、1996年~2004年「イオンショッピングセンター」各店の総合植栽施工
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