内容説明
24人の作家が紡ぐ極上の怪談アンソロジー。すべての物語を読み終えた時、もうひとつの恐怖があなたのもとに。
著者等紹介
三浦正雄[ミウラマサオ]
神奈川県藤沢市生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。怪談文学と神秘主義とを研究
たなかしんすけ[タナカシンスケ]
1964年、熊本県生まれ。絵本、児童書さし絵、イラスト、漫画など多方面で活躍
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感想・レビュー
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うーちゃん
17
24人の作家によるホラーアンソロジー。乱歩に八雲、小池真理子、筒井康隆、村上春樹まで!バラエティーに富んでいる。個人的に気に入ったのは、半村良「箪笥」・・未知の方言で語られる怪談って、どうしてこうも怖いのですかね。そして 日影丈吉「猫の泉」。こういう掘り出しものに出逢えるのは良いなー。ただ、1話毎に付いていた コミック調の挿し絵(統一感を出そうとしたのかな)は、無くてもよかった。2014/12/21
たいぱぱ
15
タイトル通り、24の怪談話オムニバス。あんまり怖くなくて期待ハズレでした。高橋克彦のは面白いけど既読だったので。しいて言えば「狐火の湯」が印象に残ったかな。へんな漫画いらない。2013/03/15
ちょん
7
まさに、怪談と呼ぶべき話が24話。日本らしい、暗闇の中でゆっくりと進む話が多く、のんびりと読み進めた。挿絵がとても素晴らしい。最後の話、「ねじれた記憶」が一番好き。2012/11/03
kaizen@名古屋de朝活読書会
6
小池真理子のミミが巻頭。 ピアノを習いに来ていたミミが、実は亡くなっていたという恐怖小説。 ショパンの子犬のワルツがでてくる。 付き添いのおばあちゃんが亡くなり、事態が明確に。2013/04/13
さといも
5
図書館本。色々な人の不思議な話の短編集です。読んだ事がある話が多かったのですが、久しぶりに読めて良かったです。2015/08/28
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- 和書
- 家族社会学へのいざない