内容説明
本書は二十一世紀の日本に定着しはじめている「新しいルール」の骨格は何なのか、なぜ「新しいルール」が必要とされるに至ったのか、「古いルール」がそれなりの持続性をつい最近まで持ってきたのはなぜなのか、についての論稿を重ねたものである。
目次
第1章 「一国平和主義」日本の悲劇
第2章 戦後日本「帝国」その誕生と崩壊
第3章 奉加帳方式vs.市場競争
第4章 中央割拠vs.権限委譲
第5章 鉄の三角形vs.民主主義
第6章 二十一世紀の政府論
第7章 「公」の確立
第8章 日本社会の新しいルールづくり
著者等紹介
田中直毅[タナカナオキ]
1945年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。国民経済研究協会主任研究員を経て、1984年より本格的に評論活動を始める。1997年、21世紀政策研究所の設立にともない、初代理事長に就任する
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