出版社内容情報
心の時代に心の書を
佐藤一斎の名著『言志四録』から心の糧(かて)となる言葉を精選した。
大きな活字、わかりやすい訳文
一斎の語録は、随筆風の記述であるが、文章は簡明直截で、人の肺腑を衝く概があって実に感銘深い。この『言志四録』は漢文体の随筆として不朽の名著にして、我が国における語録中の白眉と称すべきである。修養や処世に資すべき金言名句が随所に現われていて、心の時代に最も適切な心の書であり座右の銘といえる。――(訳者あとがき)
佐藤 一斎[サトウ イッサイ]
著・文・その他
久須本 文雄[クスモト ブンユウ]
翻訳
細川 景一[ホソカワ ケイイツ]
編集
内容説明
心の時代に心の書を。佐藤一斎の名著『言志四録』から心の糧となる言葉を精選した。
目次
第1章 心を養う(発憤は大成の基;妄想を断ち切る ほか)
第2章 心で見る(心は霊知なるもの;自然なやり方 ほか)
第3章 心を見つめる(立志の功;省察すべし ほか)
第4章 心に従う(為学には立志が肝要;本然の性を尽くせ ほか)
第5章 心を知る(天意に従う心;大志と遠慮 ほか)
佐藤一斎と『言志四録』
著者等紹介
久須本文雄[クスモトブンユウ]
号・龍渓。明治41年三重県菰野町、禅林寺に生まれる。昭和8年臨済宗大(現花園大)卒、昭和11年九州帝大中国哲学科卒。昭和20年禅林寺住職に就任。新潟第一師範学校・日本福祉大などの教授を歴任。平成7年10月14日死去
細川景一[ホソカワケイイツ]
昭和15年愛知県平和村に生まれる。昭和38年駒沢大学仏教学部卒。昭和48年東京都龍雲寺住職に就任。現在、禅文化研究所理事長、花園学園理事長、臨済宗妙心寺派宗務総長
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