ミットフォード家の娘たち―英国貴族美しき六姉妹の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 620p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062123471
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0023

内容説明

英王室、チャーチル、ケネディ家と交わる華麗なる人脈!数多のスキャンダル!不倫、駆け落ち、自殺未遂、投獄…人気作家、ファシスト党党首夫人、ヒトラーの「恋人」、コミュニストとして…。戦争の世紀を奔放に生き抜いた6人の娘たちの波瀾万丈、ロマンチックノンフィクション。

目次

はじまりはビクトリア朝(1894~1904)
ゆりかごの日々(1904~1915)
田園の幸福(1915~1922)
いざ社交界へ(1922~1929)
思春期の憂鬱(1929~1930)
舞台が整った(1930~1932)
危険な関係(1932~1934)
ユニティと総統(1934~1935)
極秘結婚(1935~1937)
駆け落ち(1937)〔ほか〕

著者等紹介

ラベル,メアリー・S.[ラベル,メアリーS.][Lovell,Mary S.]
1941年生まれ。イギリスで人気の伝記作家。緻密な調査・取材に定評がある

粟野真紀子[アワノマキコ]
1957年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業

大城光子[オオキミツコ]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業
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感想・レビュー

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ロピケ

3
英米の人たちにとって「ミットフォード家」と聞いて反応が別れるのは60を境にしてということだ。決して大貴族では無かったということだが、まさに「華麗なる一族」という言葉に相応しく家族は美男美女ばかり、家族に関わる人々もチャーチル、ヒトラー、ケネディー家、イーヴリン・ウォーなど有名人が次々に登場する。家族の個性もそれぞれで、政治思想の違いなどで対立したり、両親の別居などで子供たちが成人してからは家族全員が集まるという機会も無かったという。シドニーという母あっての6姉妹という気がするほど、事あるごとに母がきびきび2010/03/21

minamimi

1
イギリスでは有名な貴族の一家らしい。確かに各人各様で驚く。厚みのある本で時間がかかるかと思いきや、興味深さにすぐに読み終わってしまった…。2021/03/06

sohara

1
美と才能と英国らしさに溢れる6姉妹を描く長編ノンフィクション。ジョー・ウォルトンの『暗殺のハムレット』とアラン・ベネットの『やんごとなき読者』を読んで、本書にたどり着く。上流階級でも、女子の教育は、家庭教師+フィニシング・スクール止まり、という当時の教育事情が、姉妹の個性と才能を大きく羽ばたかせる結果につながったのかもしれないーーアガサ・クリスティーやダフネ・デュ・モーリアのように。英国貴族というのは、幾世代にもわたる特権享受の結果を体現しているので、美と才能を保証されている人種なのですね。2012/07/27

偽教授

1
ミットフォード姉妹を扱った本邦唯一の貴重な作品。これしかないので、とりあえずこれを読むしかない。気に入られた方は次は入手困難だけど「令嬢ジェシカの反逆」をどうぞ。2011/09/12

青を踏む

0
才色兼備・個性的で、綺羅星のごとき6姉妹のノンフィクション。チャーチルは親戚、ケネディ家も縁戚、お友達にイヴリン・ウォーと有名人がたくさん。何かと庶民と違うライフスタイルとはいえども、痴情のもつれに苦しんだり、政治思想の違いで対立も、一転して危機に向かうと姉妹たちまち団結したり…は意外とそのへんのおうちと変わらず。旧弊な世界から自立する女性たち…ですが、でもやっぱり、日常に視野の広さをはぐくむ土壌があり、さらに一家に共通するユーモアと機知が彼女たちを導いたんじゃないのかと思います。母さんがやっぱりスゴイ。2012/10/11

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