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DNA―すべてはここから始まった

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  • サイズ B6判/ページ数 521p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062121729
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0040

内容説明

二重らせん発見から50年生命の謎がいま明かされる!実験室から食卓まで、難病克服から犯罪捜査まで、もはや遺伝子抜きで世界は語れない。DNAをめぐる人類の壮大な試みはどこへ向かうのか?ワトソン博士が生命の神秘と科学の可能性に迫る。DNAのすべてがわかる決定版。

目次

生命の神秘
遺伝学の始まり―メンデルからヒトラーまで
二重らせん―これが生命だ
暗号の解読―DNAから生命へ
神を演じる―カスタマイズされるDNA分子
DNAと金と薬―バイオテクノロジーの誕生
シリアル箱の中の嵐―遺伝子組み換え農業
ヒトゲノム―生命のシナリオ
ゲノムを読む―今起こりつつある進化
アフリカに発す―DNAと人類の歴史
遺伝子の指紋―法廷とDNA
病原遺伝子を探して―ヒトの病気の遺伝学
病気に挑む―遺伝病の治療と予防
私たちは何者なのか―遺伝と環境
遺伝子と未来

著者等紹介

ワトソン,ジェームス・D.[ワトソン,ジェームスD.][Watson,James D.]
1968年から93年にかけてニューヨークのコールドスプリングハーバー研究所の所長をつとめ、現在は会長。89~92年には、NIH(国立衛生研究所)の国立ヒトゲノム研究センター初代所長もつとめる。全米科学アカデミー及びイギリス王立協会(ロイヤルソサイエティ)会員。大統領自由勲章、全米科学勲章を受け、また1962年、フランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスとともにDNA二重らせん構造の発見でノーベル医学・生理学賞を受賞した

ベリー,アンドリュー[ベリー,アンドリュー][Berry,Andrew]
ショウジョウバエの遺伝学で博士号を持ち、ハーバード大学比較動物学博物館の助手をつとめる。ライターでもあり、また編者として生物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスの選集にも携わった

青木薫[アオキカオル]
翻訳家。1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。専門は理論物理学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤い熊熊

9
遺伝子に法外な特許使用料を課して儲ける企業の汚いこと。起業家になった科学者のモラルのないこと。幹細胞を喰いものにされないようにと山中先生が焦ってた理由がわかりました。著者ワトソンは、DNAの構造解析をした人。ヒトゲノム計画や遺伝子治療の話などが、カラー図版をまじえながら丁寧に書いてあります。簡単には読めないけれど、遺伝子に関する基本的な知識は得られました。10年以上前の本なので、最近の状況を知るためにも、より詳しく知るためにも、この本を足がかりにして次を探したくなる本でした。2016/02/18

emi

5
先日facebookでモンサント社の遺伝子組換について拡散されている投稿があった。そこでは、企業か、戦略か、何を批判したいか?論点が混ざっており、遺伝子組換食品そのものに対しても神への冒涜的な意見もあったので、自分の中の違和感を整理したく、手に取った。著者は、DNA二重らせん構造の発見者。専門用語は多いが、私のような門外漢でも分かりやすい記述で理屈抜きで面白い。バイオテクノロジーに対する立ち位置も明確で、時にシニカルだが、しっくり読める。賛否はあるだろうが入門書としても良く、他にも色々読み進めたい。2012/08/23

海野藻屑

2
読後自分の遺伝子に今までの何が自分のためでなにが他人のためだったか問いたくなった。2017/11/15

バズ

2
この本と一緒に福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」を読むと別の視点からDNAの二重らせん構造の発見のエピソードについて見れると思う。2014/11/11

たかし

2
「アーサーコンバークは試験管の中ではじめて生命を誕生させた人物である。」とか、各章の書き出しがいちいち小説的でかっこよくてテンションがあがった。2014/12/08

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