内容説明
二重らせん発見から50年生命の謎がいま明かされる!実験室から食卓まで、難病克服から犯罪捜査まで、もはや遺伝子抜きで世界は語れない。DNAをめぐる人類の壮大な試みはどこへ向かうのか?ワトソン博士が生命の神秘と科学の可能性に迫る。DNAのすべてがわかる決定版。
目次
生命の神秘
遺伝学の始まり―メンデルからヒトラーまで
二重らせん―これが生命だ
暗号の解読―DNAから生命へ
神を演じる―カスタマイズされるDNA分子
DNAと金と薬―バイオテクノロジーの誕生
シリアル箱の中の嵐―遺伝子組み換え農業
ヒトゲノム―生命のシナリオ
ゲノムを読む―今起こりつつある進化
アフリカに発す―DNAと人類の歴史
遺伝子の指紋―法廷とDNA
病原遺伝子を探して―ヒトの病気の遺伝学
病気に挑む―遺伝病の治療と予防
私たちは何者なのか―遺伝と環境
遺伝子と未来
著者等紹介
ワトソン,ジェームス・D.[ワトソン,ジェームスD.][Watson,James D.]
1968年から93年にかけてニューヨークのコールドスプリングハーバー研究所の所長をつとめ、現在は会長。89~92年には、NIH(国立衛生研究所)の国立ヒトゲノム研究センター初代所長もつとめる。全米科学アカデミー及びイギリス王立協会(ロイヤルソサイエティ)会員。大統領自由勲章、全米科学勲章を受け、また1962年、フランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスとともにDNA二重らせん構造の発見でノーベル医学・生理学賞を受賞した
ベリー,アンドリュー[ベリー,アンドリュー][Berry,Andrew]
ショウジョウバエの遺伝学で博士号を持ち、ハーバード大学比較動物学博物館の助手をつとめる。ライターでもあり、また編者として生物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスの選集にも携わった
青木薫[アオキカオル]
翻訳家。1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。専門は理論物理学
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感想・レビュー
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