内容説明
『中国てなもんや商社』で大ブレイクした谷崎光が、北京に住んで発見した、過激な中国人ビジネスの裏オモテ。
目次
1 てなもんや中国人ビジネス(末席淘汰;中国式採用術;中国の男性は全員マザコン? ほか)
2 とっちめられる日本企業(とっちめられる日本企業;このままじゃー、日本企業は中国で生き残れない;中国で有名な日本企業は? ほか)
3 天国・地獄・ここは中国(北京出稼ぎブルース;毛沢東の館;中国で働きたい(オンナの)人へのナイショ話 ほか)
著者等紹介
谷崎光[タニザキヒカリ]
作家。大阪市生まれ。武庫川女子大学文学部中退。京都芸術短期大学造形芸術学部染織科卒。中国貿易商社勤務を経て、ノンフィクション作品『中国てなもんや商社』(文春文庫)でデビュー。コメディタッチで中国との商売を描いた同作は話題となり、松竹で1998年、映画化公開もされた。現在、北京大学経済学部へ留学中
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感想・レビュー
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カムリン
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タイトルの印象と違って真面目な本。我が最愛の夫は昔、中国で仕事していましたが、この本に書かれてることそのまんまだそうです。交渉の場ではまず威圧。そうか、だからうちのダーリンは普通の会社員とは思えないほど眼光鋭い強面になっちゃったのか。人にはおみやげ、節目にご祝儀。中国人との付き合い方の具体例は世界各国に多分広く通用します。2010/05/06
カラヤ3
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中国での留学生活中に見聞した出来事を面白く紹介してある。中国の明暗と日中の国民性の違いがはっきりとわかるし、著者の中国愛が伝わってくる。2020/02/27