内容説明
オープントウの靴にストッキング、パーティドレスにバーキン、ゆるゆるのサッシュベルト、ジャストウエストのパレオ―憎むべきアイテム撲滅のために、今日も二人は愛ある毒を吐き散らす。
目次
パーティの作法
シルエットを探せ
ブランド信仰の罠
全身が映る鏡
流行サーフ術
若気の至り
「似合う」が大前提
最初に基礎ありき
もてる服と勝負服
ジャパネスクの怪
客観性を取り戻せ
お洒落は我慢
ザ・ファッション対決
有無を言わせぬ着こなし
ダイエット考
冬の怪談
時計占い
美容奇談
ピーコ印計画
ミニ指南
ドレスコードの掟
機内の靴と化粧事情
著者等紹介
山田詠美[ヤマダエイミ]
作家。芥川賞候補となった『ベッドタイムアイズ』でデビュー後、『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で第97回直木賞を受賞。以後『風葬の教室』『トラッシュ』『アニマル・ロジック』『A2Z』などで数々の文学賞を受賞
ピーコ[ピーコ]
服飾評論家。文化服装学院研究専門部卒。ラジオ番組の映画評論で「おすぎとピーコ」としてマスコミに登場。テレビコメンテーター、エッセイ執筆など多方面で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
13
地元仙台に新しくオープンした古本屋で開店初日にゲット。さあ、これは、私の文学ネキとも言える詠美さんの毒舌目当てです。今は無き雑誌、講談社『Style』でピーコさんとの対談で連載されていました。2003年発行。詠美ネキこの時既に43才でも、26と自称。詠美曰く、こないだ飛行機でゲラ読んでたら、隣の女意識してか、でかいパソコン出してパシパシ煩いの。横に「噂の眞相」置いて、オマケに不思議ちゃんで、うさぎのぬいぐるみにごはん食べさせてた。ピーコのツッコミ「引田天功じゃないの」そうかな?(笑)この二人無敵です。2024/10/16
ちゃんなう
3
「ファッションショーを見ていいなと思ったとき、歩いてきたモデルの顔を自分の顔に置き換えて想像してごらんなさい。 萎えるから。」(ピーコ)2017/03/02
youco
3
気がるに読める。オサレトークと2人の毒舌具合がたまらん2008/08/25
aiminat
2
山田詠美とピーコの言いたい放題オシャレ対談。面白い!結構私に話が通じていないことも多々ありましたが; こういう好き勝手対談は面白いですね。毒舌も楽しい。センスとは目に見えないものなので、こういうお話を聞くことで磨かれる・・・かもしれないと思います。2009/03/25
kimumaki
2
立ち読みしてしまいました…ごめんなさい。詠美姉さんとピーコさんの毒舌トークでオシャレを切る!つー感じでしょうか。styleに連載されてたものです。二人のセンスは違えど、オシャレってこういうもんだって所はあってるので、ふむふむ読んでしまい…最後まで…。今度はお金出して買います(涙)。




