創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある―海洋堂物語

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118736
  • NDC分類 507.9
  • Cコード C0095

内容説明

「食玩」(おまけ)の概念と市場を大きく変えた海洋堂フィギュア。一坪半の模型店から始まった海洋堂のモノ創りの精神とドラマを創業者自らありのままに書き切った待望の書。

目次

第1章 ドン・キホーテのように―一坪半からの挑戦(「海洋堂」の誕生;「日本で最初」「日本で一つ」を目指す ほか)
第2章 シュリーマンのように―自信喪失からの再起(人生の空白期間;借金の蟻地獄 ほか)
第3章 ダ・ビンチのように―アーティストたちとの交流(東京進出とガレージキットの普及;アメリカと博物館に学ぶ ほか)
第4章 J・ベルヌのように―KAIYODOブランドの確立(ガレージキットからの飛躍;アクションフィギュアで上昇気流に乗る ほか)

著者等紹介

宮脇修[ミヤワキオサム]
海洋堂代表取締役、ホビー館館長。1928年、高知県に生まれる。十五歳で南満州鉄道に入社し、中国で敗戦を迎える。十八歳で日本へ引き揚げてきてからは、マグロ漁船の乗組員、土佐の一本釣り漁師、広告会社勤務など、三十数種の職を転々とする。長男の小学校入学を機に定職を求めて就職活動をするが、どこにも採用されず断念。1964年、大阪府守口市に一坪半の模型店「海洋堂」を開業する。斬新なアイデアと行動力を武器に、帆船ブームやガレージキットブームを日本に引き起こし、模型メーカーとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toshi

16
食玩やガレージキットで有名な、海洋堂創業者、宮脇修さんの自伝。今は無きイマイ科学のサンダーバードのプラモに始まり、スロットカーからガレージキット、アクションフィギュア、そして大ブレイクするチョコエッグへと、失敗と成功を繰り返す、日本のホビー界の変遷そのものを見るような物語である。それにしても宮脇さん、文章を書くのがお好きなようで、海洋堂やワンフェスの冊子に書いた檄文がいくつも紹介されている。ファンの方には申し訳ないが、長い、そしてちょっとウザい。2023/05/13

スプリント

8
海洋堂館長の熱い想いが全編に満ちています。熱いを想いをPR誌に込めて発信する姿はプラモ屋時代から続けてきたものなのですね。プラモ時代を支えたミドリ姫や佐藤くん達がその後どのような人生を送ったのかが気になります。ホビーへの愛情とともに奥方への愛情も強く感じました。2016/01/09

nobu23

6
海洋堂ほ創業者による、海洋堂の歴史を説明する本。僅か一坪のプラモデル屋から始まり、オリジナルのフィギュアやチョコエッグのブレイクなどの変遷が描かれている。2019/12/15

bookmarkn

5
うどん屋にするかプラモデル屋にするかから著者のストーリーは 幕を開ける。そして、突拍子もない決め方で、決断しスタートするのだが、 波乱万丈、紆余曲折の中で一貫しているのは「自分に正直である。」ということ。 そして、仕事を愛していること。 「仕事を愛すること」が成功への最短距離であることを 心底、実感できた数少ない一冊である。 2012/03/27

takao

3
ふむ2023/03/24

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