なぜ日本経済は殺されたか

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118682
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

内容説明

世界支配を狙うワシントン&ウォール街複合体と日本の金融・政治・論壇エージェントたちの“日本潰し”を断固阻止せよ!ベストセラー『マネー敗戦』『円の支配者』の両雄が処方する「日本再生」最後の劇薬。

目次

はじめに 日本型モデルを解体して
第1章 日本経済のほんとうの問題―「マネー敗戦」は構造なのだ(構造改革をすれば景気は回復しない;アメリカの日本潰しの歴史 ほか)
第2章 準備されていた「日本崩落」―破滅のシナリオを書いた「円の支配者」(経済戦犯は大蔵省か日銀か?;アメリカが日本に押し付けてきた注文 ほか)
第3章 対米関係は為政者たちのトラウマ―敗戦の司令官たち(「アメリカのエージェント」は大蔵省以来の伝統か;アメリカは米国債売却を許さない ほか)
第4章 激変する世界情勢の中で―日本が進むべき道(イギリスもアメリカも保護主義で成功した;高度成長の後に日本は何を目指すべきだったか ほか)
第5章 陽をまた昇らせるために(不良債権処理は日銀とRCCで;二〇一〇年、大量の米国債償還はどうなるか ほか)
おわりに 国民経済からの問い

著者等紹介

吉川元忠[キッカワモトタダ]
1934年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業。公法専攻。1958年、日本興業銀行に入行。英サセックス大学客員教授、同行産業調査部副部長などを歴任した後、米コロンビア大学客員研究員を経て、現在、神奈川大学経済学部教授

ヴェルナー,リチャード・A.[ヴェルナー,リチャードA.][Werner,Richard A.]
1967年、ドイツ生まれ。オックスフォード大学大学院博士課程を経て、東京大学大学院に留学。経済学専攻。オックスフォード大学経済統計研究所研究員、日本銀行金融研究所・大蔵省財政金融研究所客員研究員、ジャーディンフレミング証券チーフ・エコノミストを歴任。現在、上智大学専任講師、プロフィットファンド・コム(株)資産運用最終責任者、(財)電気通信共済会の資産運用委員会委員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

7
関岡さんの防共回廊で感銘を受け、同じ著者の著作で吉川元忠氏との「国富消尽」を読み、こりゃ大変!と出会ったのが本書。ヴェルナー氏といえば数年前読んだ「円の支配者」が有名。本書も少ないページ数ながら、大事なこと凝縮で期待たがわず☆5つ! 17年前の発行とはいえ、この辺りの情報はいまだ世間に広く共有されておらず、多くの日本国民、そして米国民、その他の国々の人たちも、一見もっともらしい経済理論で、少数の人たちに搾取され続ける社会構造のなかで暮らしている。 世界中の多くの人に中央銀行の何たるかに気づいてと言いたい。2020/05/23

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