光武帝〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 422p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118200
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

更始帝の乱脈をのりこえ、青年劉秀の河北統一成る。妻を娶らば陰麗華、愛を貫く男の純情と攻略。倭の国に金印をもたらした者は。

著者等紹介

塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷市生まれ。同志社大学卒業。日本写真印刷(株)勤務のかたわらイラストレーターとしても活躍後、’96年『霍去病』(河出書房新社)を発表して注目を浴びる。以後、『白起』(同)、『呂后』(講談社)と意欲作を放つ。現在塚本邦雄選歌誌『玲瓏』の発行人も兼務している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

49
劉秀(光武帝)は、先を見据え、戦をしてもむやみな殺生は極力避け、功を誇らなかった。面白いもので、無頼の徒のもとには無頼の徒が集まるが、賢者のもとには賢者が集まる。王莽を打倒しようとした者たちの中でも、劉秀の軍にはおのずと智将、策略家が集まった。中国史に名を残す賢帝や名将の生涯を描いた歴史小説を読んでいると、優れた部下をいかに手元に集め彼らの才能をフルに活用するかという人材活用術こそが成功の秘訣だとわかる。大好きな光武帝の話ということで読んだのだが、宮城谷昌光の中国歴史小説に比べるとちょっと底の浅い感じ。2024/08/16

白山手賀

0
登場人物の人格の描写が重すぎないので、読んでいて疲れません。劉秀が飛びぬけた存在と描かれていないことも、かえってリアルな感じがする。2021/06/09

半べえ (やればできる子)

0
2020/04/07

matypoyo

0
最後があまりにも駆け足すぎて、中国統一が終わる前に物語が終わってしまい、ちょっと残念。光武帝のすごさというよりも、光武帝自体も人間なんだなと思うことができたという意味ではいい作品だったのかもしれない。ただ、本音をいうと、力子都の物語だったといったほうがいい気がします。呂母の乱から始まって、さいごまででてくる力子都。最後のところまででてきて、〆も力子都のことで終わりですから。2018/03/10

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