内容説明
白水郷のほとりに、とんでもない緋桃色の大鯉出現。新資料により、2000年前の人物の盛衰を迫力十分に描く、書下ろし傑作長篇。
著者等紹介
塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷市に生まれる。同志社大学卒。1996年、『霍去病』(河出書房新社)を発表して一挙に注目される。日本写真印刷勤務を辞し、小説執筆に専念
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感想・レビュー
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matypoyo
1
上巻は、劉秀の話というよりも、むしろ、呂母の乱(赤眉)の話がメインな気がしてならない。ほとんどがその話になっている気がしてしまう。劉秀自体、学問をしに都会にいって帰ってきておしまい。ただ、時代がどんどん崩壊する方向に突き進んでいるのも事実。さてさて、これから先の中巻でどうなるのか?が気になってならないので、引き続き読んでいこうかな。2018/03/06
春
1
中華の歴史にあかるく無い私は、光武帝って誰?と思いながら読みました。引き続き、中巻読みます。2012/06/26
酩酊斉案山子
0
題材としてあまり取り上げない時代だから興味深く読んだものの、本作の劉秀さんは優等生だけど個性に乏しい感じ。成る程、司馬作品の主人公がもつアクが強さは、そういう効果もあったのかと妙に納得。物語前半で主人公と並行して描かれる呂母のエピソードが暗い雰囲気なので、主人公サイドはもうちょっと能天気でもよかったのでは。実際、光武帝は即位してからでさえ、気さくで親しみやすいオトボケハンサムだったらしいし。2013/04/09
たなかか
0
ちぃとしりきれトンボ2009/07/21
半べえ (やればできる子)
0
★★2020/03/30
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