内容説明
尾崎士郎、尾崎一雄、二人の作家の娘はいずれも一枝という名前だった。
目次
第1章 ふたりの一枝(中村一枝(父親と娘たち;「堤長うして家遠し」 ほか)
古川一枝(風船と豆人形;仁戸田教授の勘違い ほか))
第2章 大井出石五〇六九番地(中村一枝)(大井出石五〇六九番地;私の名はまさ;井田別荘の人びと ほか)
第3章 父のピアノ(古川一枝)(檀一夫さんのこと;ひげ;円地文子さんとのご縁 ほか)
著者等紹介
中村一枝[ナカムラカズエ]
1933年、作家故尾崎士郎の長女として東京に生まれる。早稲田大学国文科卒業。文化放送勤務の後、中村汀女の長男と結婚
古川一枝[フルカワカズエ]
1932年、作家故尾崎一雄の長女として東京に生まれる。早稲田大学英文科卒業
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