目次
夏―荒唐無稽の旅の始まり(起点・パリにて;住まい探しの難しさ ほか)
秋―夢の田園生活へ(庭付き一軒家への引っ越し;庭のいちじくでジャム作り ほか)
冬―静かに暮れゆく放蕩の年(新たな旅のテーマを定めたものの;思いがけない女優来訪 ほか)
春―南仏に花咲き風渡る(消えゆくフラン;ミモザの花咲く季節 ほか)
夏―再び光あふれる季節へ(ヴァカンス渋滞をテレビで眺める;飛行場のビストロの味やいかに ほか)
著者等紹介
美木剛[ミキゴウ]
1946年神戸市生まれ。70年安保闘争を経て’69年大学中退。調理師学校などを経て、26歳でフランス・リヨンに渡り、「ナンドロン」「トロワグロ」などの一流レストランで修業の後、帰国。’77年3月、オーナーシェフとして神戸市北野町にフランス料理レストラン「ジャン・ムーラン」を開店。2度の移転を経て、関西を代表するフレンチレストランとなるも、2001年2月28日、「百ある夢をかなえんがため」惜しまれながら閉店、54歳で引退する。ヴェトナム、カンボジア、インド、マレーシアへの旅を経て、「まったく何の計画もなく」フランスへ。現在は、南仏・グラース郊外の一軒家にて、ただ「自分の食事を作って食べる」ことを楽しむ生活を送る。2003年6月より神戸に戻って主夫生活に入り、妻への内助の功を発揮する予定
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