内容説明
蠢きはじめた永田町。“抵抗勢力のドン”野中と“政界再編のキーマン”小沢はどう動くか。新聞が書けない“裸”の実像を週刊誌のトップ記者が暴いた。
目次
第1部 野中広務(陰の総理;終わりなき権力闘争;変節―反小沢から自自連立、自自公連立へ;強権支配―加藤つぶしの真相;野中王国の一大事)
第2部 小沢一郎(裸の履歴書;岩手支配のルーツ;利権あさり;ジャーナリズムの自殺行為;恐怖政治―小沢王国のゼネコン選挙)
著者等紹介
松田賢弥[マツダケンヤ]
ジャーナリスト。1954年、岩手県に生まれる。現在、『週刊現代』を中心に執筆活動を行っている。故・小渕首相元秘書官のNTTドコモ株疑惑をはじめ、政界についてのスクープ多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
ジャーナリストとはこの程度なのか、著者のレベルが低いのか、よく分からないが、読み物として少々物足りない。特に小沢一郎についての文はさっぱりだ。目新しいところもなく彼の人格批判のオンパレード。一方、野中広務についての文は、その人となりの背景・思想が透けて見えて参考になるところもある。ただ、著者のツッコミが浅すぎて軽くあしらわれていることが伺えるが、それに対する問題意識は無い模様で、なんとなく残念感が漂う本だ・・・2013/12/22
代理
1
余計な記述が多く残念。『疑惑』どまりの話が多く正体まで見せてくれたかは疑問。野中への取材は数年間でのインタビューだけなのだが、かなりバチバチやってる。本当かな・・・。小沢パートは小沢本人ではなく親族や講演会へのゼネコン疑惑への取材。防衛産業に食い込んだ小沢のことを勘案すると、『反戦』を旗印にした野中にも、それなりの意図が有ったと思う。ただ小沢も野中も。家族とか若き日の挫折とか、そういうレベルでパッケージされた記述で残念。対比とか複合的な分析が読みたかった。2019/07/07
ハーブ
1
もう少し会話のやり取りの機敏をいれてほしい 悪意だけでなく敬意や同情もあると素直に読めたのに ライターの書く文章ってぶつ切りで2ページぐらいの単位でまとまってるのだけど…全体ではまとまりがおかしくて読みにくい2013/01/17
shiaruvy
1
角栄なきあとの闇権力闘争。
-
- 和書
- 「歴史戦」はオンナの闘い