恋愛体質―Ｌｏｖｅ Ｂｏｄｙ

梨花【著】

講談社（2003/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 198p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062116596
• NDC分類 779.9
• Cコード C0095

出版社内容情報

本能的に、情熱的に、恋して生きよう。

半年は仕事して、半年は恋愛。ウソみたいだけど、これがその当時の私のスケジュール。それこそ遠距離恋愛の真っ只中にいた頃は、彼のところに行っている間は、たとえどんないい仕事でもお断りだった。

彼から「友達とご飯食べてるから来ないか」と誘わせれても、あれこれ理由をつけては、断り続けた。ほとんど一緒にいたくせに「彼女」と思われるのがイヤだったのだ。

たった2日前のささやかな食事がきっかけで、自分たちはいまや日本中を敵にまわして孤立無援になってしまった……。おおげさじゃなく、そんな気がした。

梨花［リンカ］
著・文・その他

目次

第１章　幸せなだけじゃ、なぜダメなんだろう？（いつから、こんな悪い子になっちゃったの？；門限５時の女子高生　ほか）
第２章　この人にはあたししかいない、という病（それは携帯のリダイヤルで始まった；束縛される幸せ　ほか）
第３章　愛するシアワセ、愛されるシアワセ（ありえない人が“彼氏”に；やさしくされて、ほだされて　ほか）
第４章　たとえ、それがどんな恋でも（「結婚しようね」「うんっ」；マスコミの嵐の中で　ほか）
第５章　恋多き女と呼ばれて（永遠に続く恋なんてないけど；恋が居場所だった　ほか）

著者等紹介

梨花［リンカ］
１９７３年５月２１日、東京都生まれ。高校在学中にスカウトされデビュー。トップ・モデルとして『ＪＪ』『Ｃａｎ　Ｃａｍ』をはじめ、多数のファッション誌を飾る。また、軽妙なトークで、バラエティ番組でも高い人気を獲得し、タレント、女優としても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[城ヶ崎]

うわー、恋愛体質な人って… 重くてしんどい。同性から見てやっぱりそういう人とは友達になれないし、よく感想で梨花をますます好きになりましたとあるけどそのぎゃくで余計に苦手になった。感想を一言で言うと、若いな、というか人間として幼いなというか。このときの梨花より今の私の方が若いけど…。 恋愛系の本のまとめ買いでこの本が入っていたので読んだ。

2018/05/06

[rie]

私が知ってる梨花は30代過ぎて、某有名女性ファッション誌で圧倒的アイコンとして活躍してた時代で、最近でいうとママの印象が強かったから…意外に思うと同時に凄く共感したし親しみが持てた。特別な存在のように見えていた彼女もただのフツーの女だったんだって。結構前のエッセイなので最近のも読みたいなと思いました。

2017/12/16

[米吉/本棚整理中]

一気に読みました。すべての恋愛に全力投球できる梨花さんってすごい。でも笑福亭笑瓶さんの｢自分の居場所〜｣ってとこが一番印象深い。かなり前のエッセイだから、最近のも読んでみたいな。

2012/02/15

[いなもう]

あまりみんなが公には言わないであろう、本能のおもむくままの梨花の恋愛！ここまで言っちゃうと、逆に痛快。なんだろう、江國香織さんの本に出てくる女の人を地でいくような感じだ。

2011/05/21

[さくらん]

以前は好きではなかったけれど、最近は結構好感もってみています。なかなか激しい性格というか、恋愛をしてきたんですね…理解しがたい様で、でも共感する部分も多々あり。『何でもだして（自分をさらけ出して）いいっていうのは恋愛じゃなくて、ただ居場所を探しているだけじゃないの？』笑瓶さんの言葉、私はそーいうタイプではないけど、なんか心に残りました。

2009/12/16