内容説明
乳ガンと闘う節子をささえる硬派のジャーナリスト。寄り添う老年の「男と女」には、四十年にも及ぶ「公然の仲」から再婚、現在までの愛を貫く長い道のりがあった。二人の「死」をも覚悟した決意、互いの家族への思いやりなど、衝撃の「愛の真実」。
目次
第1章 闘い、生きる
第2章 不器用に惹かれ合う
第3章 塀の上を走る
第4章 結ばれて
第5章 結婚まで、二十七年
第6章 「常在戦場」
著者等紹介
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県生まれ。高校卒業後、早稲田大学文学部(二部)入学、現在のJTBに入社。退職後、早稲田大学文学部(一部)に再入学。小説家をめざすが断念。7年かけて早稲田大学を卒業し岩波映画社へ就職する。新しいジャンル、テレビの未知数な「即断即決」の魔力に惹かれ、現在のテレビ東京に入社。個性をいかんなく発揮、制作したドキュメンタリーは人々に強烈なインパクトを与える。1977年、フリーのジャーナリストとして独立。1987年からテレビ朝日「朝まで生テレビ」、1989年から「サンデープロジェクト」に出演。1998年、ギャラクシー35周年記念賞を受賞
田原節子[タハラセツコ]
1936年東京都生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、アナウンサーとして日本テレビに入社。「奥さま、こんにちは」を担当した時、田原総一朗と出会う。70年代、女性解放運動に参加、職場の配置転換をめぐって裁判に。「元美貌アナの訴え」などとマスコミでも話題になる。2ヵ月半の裁判は勝利で終わり、CMプロデューサーとして社内で仕事を続ける。「人間やめますか」のコピーは有名。50歳を期に、退職。1989年、総一朗と再婚する
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