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内容説明
賭博、ノミ屋などで稼いでも、上部組織への上納、弁護士費用の預貯金、夫や若い衆へのこづかいなどで、生活はいつもギリギリ。暴力団幹部を夫に持ち、自分を「ねえさん」と呼ぶ若い衆の世話に明け暮れる、心安らかならざる日々。「極道幹部の女」だから語れる「やくざ稼業」の内幕話。
目次
第1章 偶然の出会い
第2章 嫁ぎ先の家業
第3章 シャブと拳銃
第4章 男の出世と女
第5章 疑惑と過ち
第6章 手切れと再生
著者等紹介
斉藤時子[サイトウトキコ]
1946年2月、福島県会津若松市に生まれる。64年、会津女子第一高校を卒業。花嫁修業中のときレストラン経営者を自称する田川清と出会い、66年12月、親の反対を押し切り結婚。半年後、からだの彫り物から夫が極道であることを知る。68年、長女を出産。田川の愛人問題やみずからの不倫を契機に、83年12月、離婚。不倫相手だった白石晃と再婚し、84年7月、次女を出産。92年10月、白石と離婚。現在は埼玉県上尾市で次女と二人暮らし
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海
0
今まで読んだ暴力団関係の本の中で、今のところ一番面白かった。末端組織の組長の奥さんの手記で、やってることはショボいのだが、記述が細かく面白い。シャブと女と言うヤクザテンプレ通りの行動を夫がしているのと、彼女の娘もヤクザの娘のテンプレ通りのヤンキーになるのが興味深い。でも子どもはやっぱり可哀想だなあと思う。登場人物が多すぎて、印象に残る動きをした人以外は誰が誰だかわからなくなってしまったのが残念。2012/06/14
Bandeapart5657
0
ディテールがリアル。2010/02/06
あーさー
0
映画(虚構)の世界ではない、本物の「極道の妻」だからこそ書ける内容ばかりで興味深く面白かったです。2021/11/06




