忘己利他〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 441p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062114509
  • NDC分類 188.42
  • Cコード C0095

内容説明

明治・大正・昭和・平成という激動の二〇世紀を、一〇〇歳まで生き抜いた山田恵諦。「日本仏教の母山」と呼ばれる比叡山で、天台座主として、世界の宗教界に影響を及ぼし、各国への巡礼の旅を続けた“高徳の人”の一生を描く。そして、最澄に始まる日本仏教の源流を辿り、その真髄に迫った野心作。

目次

序章 仏教界の至宝(天台山への道;学と行のバランス ほか)
第1章 聖徳太子と最澄(仏教の聖地に生まれる;五歳にして仏門に志す ほか)
第2章 「鎮護国家」と「衆生済度」(友人の死;人間も、国家も死ぬ ほか)
第3章 戦争と天台僧(天台僧の僧階と経歴;恵諦、広学竪義を受ける ほか)
第4章 比叡山の改革(卒業論文『伝教大師と日本神道』;郷里の延命寺住職に ほか)
第5章 天台仏教の発展(名誉の四季講堂輪番;堂守りと修行 ほか)

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