一神教文明からの問いかけ―東大駒場連続講義

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062113731
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0014

内容説明

なぜ同じ唯一神をいただく文明が争い続けるのか、9・11を問い直す白熱の11講。

目次

第1章 現在―三宗教の今(一神教の根源と彼方―預言者エリアの物語;イエスの今と私たちの今;ユダヤ教とは何か―普遍主義と特殊主義と ほか)
第2章 過去―キリストとユダヤの歴史(一神教への挑戦―初期ユダヤ教とキリスト教の異端者たち;ユダヤ人をユダヤ人にしたもの―トーラーの精神;シオニズムとディアスポラの歴史 ほか)
第3章 未来―「一神教」理解へ向けて(イスラーム教の律法主義と霊性主義―真の対話のために;旧約の神理解は現代に何を問いかけるか;恋愛と一神教―唯一・一回性ということ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

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一神教文明からの問いかけ 神の超越性 モーセとの契約 ディアスポラ 真の神の認識 タウヒード 律法主義と神秘主義 文明の衝突 ホロコースト 自分探し 一神教 日本の伝統的な世界観 倫理的な教え 普遍主義 預言者たちの役割 シナイ契約 離散の歴史 グノーシス主義 アガペー シャリーア スーフィズム 恋愛文学 国家神道 沈黙の声 寛容性と多神教2025/04/08

おたきたお

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池内恵氏担当の2つの講義には気付かされることが多い。今後も目を話せない研究者の一人である。【律法主義】 律法主義は、神的存在と人間との隔絶性の観念を基調とするものです。これは神という存在の人間界からの「超絶」の側面を強調する信仰です。(中略)神は人間から絶対的に隔絶し、その意志は神の側から一方的に示されます。律法主義的な信仰実践においては、外面的規範の遵守を最重要視するものです。神の下した律法を生活の隅々にまで適用することにこそ宗教の本義があると信じられています(その逆が霊性主義)。(P193)2006/01/01

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