全アジアを喰らう

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062111744
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

ヒマラヤにも納豆がある!アフガニスタンから中国まで、“食”が日本とアジアを繋いでいた。「食の道=フーズ・ロード」を巡る驚きと発見の旅。

目次

麹の歌が聞こえる―発酵食
縄文の夜は更けて―鍋料理
ハーブになった女神―ハーブ
竜のきた道―米食
魚醤喰らわば子だくさん―魚醤
“菌”ちゃん東に行く―納豆
ギョウザの原理―ギョウザ
カレーにしましょ―カレー
舎利マンジュウ―饅頭
人を食ったはなし―精進料理
望郷のラーメン―メン
桃源のあじわい―長寿食

著者等紹介

伊藤武[イトウタケシ]
1957年、石川県生まれ。1979年、単身、最初のインド旅行に出発、約2年間にわたってインド全土、ネパール、スリランカ、タイを放浪する。以後もこれらの地域を繰り返し訪問し、遺跡調査、神話・伝説、風習、食文化等の収集に努める。在野のインド研究家として周辺地域の歴史文化にも造形が深い
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

in medio tutissimus ibis.

1
アジアの様々な食の道の物語である。人の探求心故、健康と歴史についての科学的知見の賞味期限は短く、そういった部分について今では否定されてしまった事柄も多くあるとは思うが、この物語を面白くしているのもまたそれらを探求する人の心ゆえであろう。余談ではあるが、古代の仏教やジャイナ教の描いた世界地図は大陸に横向きの縞模様遺体に山脈が走っているものである。その理由が、前書きとそこに付された地図を見て、インド亜大陸とユーラシアの衝突による皺のような山脈が実際にあって、それを敷衍したからだと分かったのは個人的に収穫だった2020/12/22

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