内容説明
夢の実現に向かってとりくんだ大平光代流の勉強法のノウハウを公開。
目次
1章 私の再出発―弁護士バッジを胸にして(夢;司法修習生になって;実務修習は大阪を希望 ほか)
2章 私の勉強法を公開します(国選弁護人として;初めて外国人の弁護をする;英語の勉強法を考える ほか)
3章 はばたこうとする子どもたちへ(A君との出会い;B子ちゃんとの出会い)
著者等紹介
大平光代[オオヒラミツヨ]
1965年10月18日生まれ。中学2年のときに、いじめを苦にして、割腹自殺を図る。その後、非行に走り、16歳のとき「極道の妻」となり、背中に刺青をいれる。養父・大平浩三郎さんと出会って立ち直り、中卒の学歴を乗り越えて、「宅建」、「司法書士」と次々と合格し、29歳で、最難関の「司法試験」に一発で合格する。現在、非行少年の更生に努める弁護士として、東奔西走する毎日である
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
16
著者は中学生の時いじめを受けたことにより自暴自棄になり、16歳で暴力団組長の妻となるが、出逢いによって人生を転換し、弁護士となった方。自分の経験から苦しむ子供たちを救いたいと、少年事件を手掛けているそうだ。著者は中学校の授業を途中からろくに受けていないところから約10年という短期間でそこまで上り詰めたので、独自の学習技術をもっている。それを開示してくれるのが本著。要約すると、基本をおろそかにせず、分かる迄徹底的にやること。できない人は中途半端にやっているから、とは書いていないが、大いに参考になった。2019/06/15
Humbaba
7
本気で勉強をする気になれば、時間というものは見つけられる。やりぬくために最も重要になるのは、それをやりぬこうとする気持ちである。気持ちの問題が片付けば、あとは実際に成功した人の話を聞いて、そのやり方を真似てみれば良い。やり続けていればそのうちに自分にとって最適な方法がわかってくるだろう。2013/11/09
ペルー
3
実際には2002年ごろ読んだ。読書記録が出てきたので追加。彼女の勉強方法を書いた本。英語の上達もめざましい感じ。英字新聞は毎日社説を読んだそう。そして半年で新聞を読めるようになったとは!!2006/04/11
まーちん
2
10年前だから情報としてはちょっと古い。でも意思の強さと行動力はさすが!2012/01/11
serene
2
実践的勉強法の本。効率的な勉強法というよりも、地道で確実に力がつく、地力がつく方法論です。2009/07/19