内容説明
初めてお茶をお稽古してみようと思われる方のために、本書は先生の稽古場へ行ってどんな風にお稽古をするのかが理解していただけるように、実際に体験をしていただきました。お稽古する方の目に重点を置き、どんな風にしたらいいのかがわかるようなアングルでの写真撮影をしました。
目次
デパートのお茶席をたずねる(床を拝見;お菓子をいただく ほか)
お稽古に行ってみる(茶室に入ったら;座る位置 ほか)
盆略のプロセス(干菓子をいただく;主菓子をいただく ほか)
盆略点前(ふすまの開け方;席入りのしかた ほか)
著者等紹介
伊住宗晃[イズミソウコウ]
本名、伊住政和。1958年、裏千家第15代家元鵬雲斎千宗室氏の次男として生まれる。兄は第16代家元坐忘斎宗室氏。81年、同志社大学文学部を卒業。85年、裏千家の伝統により伊住姓を興す。92年、大徳寺管長福富雪底老大師につき得度し、担泉斎宗晃の斎号を受ける。裏千家総務として茶道の発展に尽くす一方、伝統文化を多面的にとらえ、その知識や感性を現代に生かす茶美会グループの代表として幅広く活躍。裏千家淡交会理事長、今日庵副理事長などを務めた。また、京都商工会議所青年部会長、日本文化デザインフォーラム幹事、京都市の「京都館」(東京・赤坂)館長などを務め、社会活動も勢力的に行った。03年2月2日、腎不全のため逝去
桜井宗幸[サクライソウコウ]
本名、桜井幸子。母は裏千家第15代家元鵬雲斎宗室氏の姉にあたる。幼少より裏千家東京道場にて茶道を習う。裏千家淡交会関東第一地区副委員長や関東学校茶道委員長などを努める。学習院女子大学、東洋英和女学院などで茶道の指導をする
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