流血の魔術最強の演技―すべてのプロレスはショーである

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062110754
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

内容説明

日本にプロレスが誕生して以来の最大にして最後のタブーを初公開!「プロレスは完成されたエンターテインメントなのだ!」新日本プロレスのレフェリーとして、アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾、長州力らの試合をもっとも数多く裁いてきた男が、プロレスを愛するがゆえに、ついに「魔術と演技」の真実を明らかにする。

目次

第1章 プロレスというドラマの演出(伝説の猪木VS.ロビンソン戦の内幕;勝ち役と負け役はこうして決める ほか)
第2章 闘魂の燃やし方(テレビ局との不即不離の微妙な関係;負けはOKでも放送はNGだったバックランド ほか)
第3章 プロレス最強伝説の虚と実(無意味な最強論争;団体を引っ張るエースに必要なもの ほか)
第4章 本物の血を流すアクションスター(カミソリの刃でサッと切り裂く;だからプロレスは一〇〇年も続いてきた ほか)
第5章 キング・オブ・エンターテインメント(アメプロこそ真の実力主義;今の新日本プロレスはお役所と同じ ほか)

著者等紹介

ミスター高橋[ミスタータカハシ]
1941年、横浜市に生まれる。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。1972年、レフェリー兼外国人レスラー担当として、草創期の新日本プロレスに入団。以来25年余にわたりメインレフェリーとしてアントニオ猪木らの試合を二万試合以上裁き、一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。1998年、現役レフェリーを引退
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

8
言うまでもなくプロレスファンの拠り所はプロレス最強神話にある。で、この手の施しようのないバカは警備会社設立撤回の私怨を晴らすという本心をプロレス構造改革のためのショー化カミングアウトという美名に隠す。なら「最強の」演技と言うな。選手、試合、況んやキング・オブ・スポーツという言葉を使うな。イカサマで人を喜ばすのがそんなに楽しいかね。K−1、PRIDEに何がもっていかれたかね。相撲をやたらガチ視、最強視するが八百長の本場だし曙はどうなったかね。小川UFO猪木との関係、長州ジャパンプロの出入り、前田−猪木関係等2020/01/26

図書館ポイズン

7
まだプロレス本を漁ってます。これも図書館です。前日に読んだプロレス本に比べると潔いです。そうだろうと思いながらもプロレスを楽しんでいた時もあったのでを、なるほどと思う所もあり面白かったです。もう少しプロレス本巡りしようかな2017/01/26

Hiroki Nishizumi

5
良い。いろいろモヤモヤしていたアンドレ、ブロディやカーンあたりの裏がスッキリした。分かる人には分かる。高橋が業界のために書いた本なのに、それが自爆とは言わないまでも意図しない流れをつくった無念さが、、、2014/03/04

偽バッジョ

3
この本の存在は昔から知ってたけど、読んでみてなるほど、思った以上に内容が盛りだくさんだと感じた。プロレスにおける脚本の存在がクローズアップされるが、それよりも書かれてる人間模様が面白かった。ジャブを飲まないアンドレ、本当は弱いなどと書かれる藤波、あれだけ無茶苦茶やりながらそれでもすごいと持ち上げられる猪木、そして退社後の人生設計を潰されて恨みが隠しきれない作者自身。2018/04/10

lock99

3
今更読んでみた。解ってはいるけど、それを言っちゃあお終いよって感じ。だけど、猪木のアリ戦、ペールワン戦がシュートって事でなんかホッとした感じ。2012/08/07

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