マンガ 子ども虐待出口あり

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062110716
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0095

目次

第1章 ウサをはらす家族
第2章 さよなら母性愛神話、三歳児神話
第3章 「家族の闇」を突っついてみれば
第4章 母親は「おんぶお化け」、父親は「子泣きじじい」
第5章 親からきちんと離れる法
第6章 医療じゃ助けてもらえない
第7章 そんな家族、やめたら

著者等紹介

イラ姫[イラヒメ]
北海道に生まれる。英国ハザレー美術学校で肖像画を学び、放浪生活を経て漫画家・イラストレーターとなる。雑誌・書籍のイラストを数多く手がけるとともに、漫画の連載もこなす。現在は「ウルトラジャンプ」に「最終シスター四方木田」を連載中。信田氏のカウンセリングを断続的に受けている

信田さよ子[ノブタサヨコ]
1946年、岐阜県に生まれる。臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了(児童学専攻)。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを開設。アルコール依存症、摂食障害、夫から妻への暴力、子ども虐待に悩む人たちやその家族にカウンセリングを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

22
仕事に生かせるかと思って読んだ。マンガでかかれているのかと思いきや、ほとんど対談形式。家族の問題は根深いし、学校教育でどうにかなるものじゃないなと思った。ただ、怪しいときは、子供の身の安全を考えて迅速に対応していかなければいけないと思う。2014/05/18

sept(せっと)

3
臨床心理学では超必須な「共感」を否定しているところがとても新鮮だった。「共感」ではなく「味方であること」、確かにそうだよなぁと納得した。臨床心理士の限界にも触れている。発行から十年以上経っているが、今でもACをオトナコドモなんていってるアホ医者はいるのだろうか2014/02/15

きんちゃん

2
 著者は、これまで「毒になる親」などの本を書いてきた臨床心理士。この本もこれまでの常識を打ち破る毒舌が満載。虐待は、家族の中に広範に起きている暴力のひとつにすぎない。虐待している母の多くは夫からの暴力を受けているので、DVまで視野に入れた対策が必要とか、「子は親に従うものとか、親が病気の時は見舞いに行くものだとか、いずれは親の面倒をみるべきだと」の「親教」からの脱洗脳が必要と言っている。これからはこういう考え方も必要かもしれない。2013/10/13

TsumuRi

2
「マンガ」とあるけど、マンガの部分は少なめで、当事者と援助者が思うところをストレートに言いっ放しにする感じの対談がほとんどを占める。この問題に関するキーワードは随所に出てくるが、解説はあまりないため、時代の雰囲気を知るための本、と考えた方がよいかも。自分がまだ支えを必要としている段階にいるのに他の人を救いたいと考えてしまう人は多いようで、自分の問題に直面するより他人の問題を扱う方が「痛くない」のだろうと邪推したりとかね。2012/06/17

ripurou

2
再読。ちょっと古いし多少偏ってるんですが、基本的な考え方を分かりやすく対談形式&マンガで説明してくれます。好きなんですよねぇ、信田センセ。2010/05/16

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