内容説明
日本政治中枢の全真実!総理が密会した男。その魔手から逃れる道は、一つしかなかった―。元総理秘書官による本格政治小説。
著者等紹介
成田憲彦[ナリタノリヒコ]
駿河台大学法学部教授・法学部長。昭和21年札幌市生まれ。44年6月東京大学法学部卒業後、国立国会図書館入館(調査立法考査局政治議会課で国会議員のための選挙制度・議会制度等の調査に従事)。平成元年10月同館調査立法考査局政治議会課長、5年8月細川護煕内閣総理大臣首席秘書官、7年4月駿河台大学法学部教授、12年4月から同大学法学部長。専攻は日本政治論、比較政治
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感想・レビュー
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takao
3
ふむ2024/03/10
しん・かんかん
1
993年細川連立内閣を舞台に当時首相秘書官を勤めた成田憲彦さんの著。今回の政権交代を期に本棚の隅から引っ張り出した。高齢化、バブル崩壊、経済のグローバル化、官僚排除、小沢一朗の実力者ぶり、今読んでも色あせないところも多い。この15年は何だったのか。にしても下巻もあったはずだけどどこいったんだろ?2009/09/23
check09
0
細川内閣の首席秘書官が書いた政治小説。首相官邸を舞台に、総理大臣や秘書官が活躍する。史実が織り交ぜられており、現実味のある話で面白いが、読み応えがあってなかなか読みすすめられなかった。引き続き下巻に進もうと思う。2011/03/19