内容説明
十代のシングルマザーを母に生まれた著者がたどった道は、母の自殺未遂、11歳のときに受けた性暴力、借金まみれで崩壊寸前の家庭。逃げるようにして結婚した相手から受けつづけたDV(ドメスティック・バイオレンス/家庭内暴力)と、まさに深い混迷の中、自虐に満ちていた。
目次
第1章 流浪の親子(底辺からの出発;支えあう子どもたち ほか)
第2章 「愛」という名の暴力(別れぬ理由;結婚という名の逃避 ほか)
第3章 再起への道(夫からの逃避;見えざる手 ほか)
第4章 幸せへの扉(悲しきキャリアウーマン;まぶしすぎる人たち ほか)
第5章 社会の中の暴力(出版の誘い;友人の涙 ほか)
著者等紹介
藤木美奈子[フジキミナコ]
大阪生まれ。大阪市立大学経済学部中退。女子刑務所看守、二度の会社設立参画を経て、現在は(有)アミダ代表をつとめる。またNPO法人「WANA関西」代表として、女性の自立を支援する社会活動に携わっている。1999年春の統一地方選挙において、横山ノックとともに大阪府知事選に立候補して、9人の候補者中3位、8万票を得た
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