内容説明
母親が犠牲となった四・三事件の謎を追って夢の導きで血の瀑布に…。
著者等紹介
金石範[キムソクポム]
1925年、大阪生まれ。京都大学文学部美学科卒業。朝鮮新報記者、在日朝鮮人団体専従活動の後、67年『鴉の死』でデビュー(発表は57年)。1948年の済州島四・三事件をテーマにした代表作『火山島』(全七巻)は第一巻が83年に刊行され、97年に完結。84年、一~三巻が大仏次郎賞受賞。98年、全七巻が毎日芸術賞受賞
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